NEW ERA NEW TAKUMI
~新しい匠のある暮らし~

2019.7.17





「LEXUS」が主宰する“LEXUS NEW TAKUMI PROJECT”。日本の各地で活動する、地域の特色や技術を生かしながら、新しいモノづくりに取り組む若き“匠”に対し、地域から日本全国へ、そして世界へ羽ばたくサポートをするプロジェクトです。
2016年から始動した、このプロジェクトは47都道府県から選出された匠と共に伝統技術に自由な発想を掛け合わせ、前例のないモノづくりに挑戦しています。
今回、10階『うめだスーク』では、さまざまな試行錯誤を経て完成したプロダクトと約30数名の匠をご紹介します。


①窓越しに見える秋田の美しい風景を繊細なガラスのなかに閉じ込める


<プロフィール>
ガラス工芸作家
2016年度 秋田県 鎌田 祥子
かまた しょうこ/1979年秋田生まれ。
秋田公立美術工芸短期大学(現・秋田公立美術大学)にてガラス工芸に出会う。
卒業後も同大学に勤務しながら制作を続ける。2005年に自身の工房、ガラス工房窯硝(かましょう)を設立。皿を中心に、さまざまなアイテムを制作。

<作品>
ケシキ ノ マド
窓越しに見える雪景色。少し気泡を含み、優しい凹凸を残したガラスの表情に厳しくも優しげな雪国の暮らしを想像。これは、そんな情景を1枚のプレート皿に封じ込めた作品です。ガラスなのに、どこか温かみがあります。


②屋外で人々が集い、お酒を楽しむシーンを素敵に演出する曲げわっぱ


<プロフィール>
大館曲げわっぱ伝統工芸士
2017年度 秋田県 柴田 昌正
しばた よしまさ/1973年秋田生まれ。
1998年、父・慶信氏に弟子入り、曲げ物の道に入る。
2010年柴田慶信商店、代表取締役就任。同年、伝統工芸士に認定される。
全国伝統的工芸品公募展 日本伝統工芸士会長賞、日本クラフト展入賞、くらしの工芸展2006審査員奨励賞を受賞。

<作品>
iwai
屋外で人々が集い、お酒を楽しむシーンを素敵に演出する曲げわっぱ。
日本酒の4合瓶またはワインのフルボトルを入れて持ち運ぶための曲げわっぱ。
猪口3客、カバー付きです。


③正座が苦手な人をひっそりと支え、凛とした空気を生む椅子


<プロフィール>
木工・漆職人
2017年度 茨城県 中本 晋
なかもとすすむ/1980年鳥取県生まれ
京都伝統工芸大学校指物科卒業。石川県立輪島漆芸技術研究所そ地科を3年間専攻。
2006年茨城県に移住し、いくつもの木工所に勤務し、2011年に独立。
展示会などはあまり行わず、オーダーメイドによる直接の制作依頼にて現在の「なかもく」に至る。茨城デザインセレクション2014選定。

<作品紹介>
RINZA-りんざー
正座の際に、座面にお尻をそっと載せるだけで足のしびれを回避する正座椅子です。


④その技に国境はない。見て、触れて、薫って、日本の漆を世界のURUSHIへ


<プロフィール>
塗師
2018年度  岩手県 青柳 匠郎
あおやぎたくお/
岩手県一関市出身・高校まで地元で育ち、人情や商人の町に憧れ大阪の大学に入学。
自由で有意義な4年間を過ごす。オフィス、物流関係の消耗品を扱う会社に就職。
名古屋支店で1年半、東京本社で5年半営業職をした後、実家の家業を継ぐため家族で帰省。
漆の塗りや技法について勉強するため「安代漆工技術センター」に入所。2年間のカリキュラムを終え実家の「丸三漆器」に入社。今に至る。

<作品>
chikyu
漆を使った乾漆という技法で製作された地球儀のオブジェ。
台座には日本で高品質とされるヒノキを使用したことで香りが強く、五感で日本を感じることができます。日本の漆は世界の漆に。


⑤スピードとの戦い。漆が乾く前に絵柄を施し、こけしに命を宿す


<プロフィール>
漆工芸家
2018年度 宮城県 小野寺 くるみ
おのでらくるみ/1981年生まれ。
2009年「アートな職人育成プログラム」で漆芸に出会い、人生観が変わる。2011年仙台市にて夫婦で「うるし工房源樹」を立ち上げる。拭き漆と錫を使った絵付けの技法を組合せ、器やカトラリー、装身具などを制作。漆を使った独自の表現を目指しながら、漆の良さや奥深さを発信していきたいという想いを胸に日々、制作に励む。

<作品>
KURUMI
宮城県の伝統工芸品のひとつであるこけしをモチーフに、漆と錫粉を使った蒔絵の技法で絵付けを施しています。胴の部分には宮城県の県木であるケヤキを使用しています。全体に施した錫の重厚感とイラストレーションが特徴です。


⑥土ならではの質感と、味わったことのない書き味。ろくろの技術で作る土筆


<プロフィール>
デザイナー
2018年度 愛知県 服部 隼弥
はっとりしゅんや/
2016年愛知県を拠点に、母校名古屋芸術大学の同期である那須裕樹と共に、デザインスタジオBouillonを設立。
素材それぞれの良さをうまみと捉え、うまみの効いたデザインを国内外で発表。
学生時代から関わりのある県内産地において職人とのものづくりや、現在では全国のメーカー及びブランドの製品開発をはじめ、ものづくりの根底に関わる仕組みづくりなどの実験的な取組みにも参加し、精力的に活動中。

<作品>
土筆
これまでに誰も体験したことのない書き心地と、土ならではの質感が手に馴染む陶製の文具「土筆」。
愛知県常滑市の陶芸職人が培われた急須をつくる技術を応用しています。
筆のような陶製の文具はこれまでにない風合いの道具として、焼き物の新たな価値を創出しています。


⑦沈む影から、浮かぶ影へ。蒔絵に光を当てると、蝶が舞い、踊る


<プロフィール>
漆芸家
2018年度 兵庫県 江藤 雄造
えとうゆうぞう/1982年兵庫県姫路市生まれ
学生の頃から家業を手伝い、重要文化財の修復・個展などを行いながら2013年香川漆芸研究所研究院を卒業。
2014年日本伝統工芸近畿展「新人奨励賞」、兵庫工芸展「大賞」など受賞。各地で金継ぎ・漆教室の講師を務める。
2018年「江藤漆美術工芸」「Urushi Amuse」設立。

<作品>
UrushiArt(夢見華蝶図)
漆、本金、本銀、螺鈿、アクリル、木材、和紙を使用し、異素材と漆芸の融合を実現。
日本古来から伝わる伝統技術はそのままに、蒔絵の裏側にできる影も一つの作品として眺めるのもまた一興です。



それぞれの道を究めてきた匠たちが集まって起こる化学反応。新たな刺激で生まれる、これまで出会ったことのない創造性を会場で体感してみてはいかがでしょうか。


[出店者]
2016年
鎌田祥子(秋田)、三田村雨龍(埼玉)、山本裕輔(山梨)、岩原裕右(長野)、澤木健司(岐阜)、加藤洋平(京都)、和田山真央(大阪)、安藤騎虎(岡山)

2017年
柴田昌正(秋田)、中本 晋(茨城)、津田六佑(石川)、北川順一(福井)、松島康貴(三重)、安田公子(大阪)、矢作理彩子(大阪)、川谷 萌(兵庫)、坂本尚世(奈良)、森音広夢(福岡)、麻生あかり(大分)

2018年
對馬 眞(青森)、青柳匠郎(岩手)、小野寺くるみ(宮城)、尾崎 迅(富山)、深田 涼(愛知)、服部隼弥(愛知)、関 りん(滋賀)、江藤雄造(兵庫)、平井健太(奈良)、島 圭佑(和歌山)、辻 陽水(広島)、武石一憲(福岡)、千葉聖美(沖縄)



NEW ERA NEW TAKUMI
~新しい匠のある暮らし~
◎7月17日(水)~23日(火)
◎10階『うめだスーク』中央街区パーク
※催し最終日は午後5時終了


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