Special Edition

好きな服を持って旅に出よう
ロンドンおしゃれ旅日誌(前編)

Special Edition

2019.4.26

好きな服を着て、見知らぬ新しい風景に立つ新しい時間、それは私自身への贈り物。2019年の旅は英国ロンドン・テムズ川の南東に位置するバーモンジー(Bermondsey)地区へ。

かつての倉庫街へは
メンズテイストを持つドレスで

タワーブリッジの東側、テムズ川南岸沿いのバーモンジー地区はかつてロンドン屈指の巨大倉庫街で、テムズ川を通って運ばれてきたお茶やコーヒー、スパイスなどの一大集積地だった。20世紀に入ってコンテナの時代となり、1970年には最後の倉庫も閉鎖。やがて使われなくなった倉庫にデビッド・ホックニーなどのアーティストが住み始め、徐々に高級フラットやレストランに改造されて、今や洗練されたセレブが集まるおしゃれな界隈となった。テムズ川に近い、ここシャッド・テムズには、両側に立つ倉庫を結ぶ鉄橋や、2階・3階にも荷を入れる掃き出し窓があるなど、倉庫街であった面影が色濃く残っている。






「スタジオニコルソン」ドレス59,400円 ※シューズは参考商品、リングは次のカット参照
爽やかなブルーが印象的なドレス。メンズシャツ感覚のストライプ柄とデザインが、ドレスなのにマニッシュなかっこよさを漂わせる。特徴的なロングカフスの袖口は、このようにターンアップして抜け感を出す着こなしもおすすめ。


美術館「ホワイト・キューブ」へは 
黒一色のオールインワンを


バーモンジー・ストリートに面する現代アートの美術館「ホワイト・キューブ・バーモンジー(White Cube Bermondsey)」。倉庫を改築した、まさに「大きな白い箱」を思わせる空間に、現代アートの作品を個展形式で展開、アート好きを堪能させてくれる。



「スタジオニコルソン」オールインワン96,120円 ※シューズは参考商品
直線的なシルエット、黒一色の潔さが逆に女性らしい魅力を引き出す。ポケットやベルトなどユーティリティーディテールに、今期注目の開襟シャツのデザインなど、クラシックとモダンが融合したルックスも新鮮。合わせる小物によって様々なスタイルに染まるのも、ワンカラーのシンプルなデザインだから。

「アリマノ」リング(ブルー・グリーン)各23,760円、(シルバー)25,920円
三重県の山間の里“有間野”の自然に想を得た一点物のジュエリー。神の使いといわれる鹿の角を研磨して仕上げた。


美食のマーケットには
色を効かせた大人の着こなしで


ロンドン・ブリッジ駅とバーモンジー駅を結ぶ高架沿いに、土・日曜日にオープンするのが「モルトビー・ストリート・マーケット(Maltby Street Market)」。約30の厳選されたフードとドリンクのストールが並ぶ。観光客もまだ少なく、ロンドナーを満足させる各国の味が楽しめる。写真は高架下の材木置き場をそのまま使ったワインバーで。





「ノット」ニット22,680円、ドレス28,080円
ドライタッチのハイゲージニットは、これからの季節にも涼しく着られる素材。シンプルなドレスとプルオーバーはいずれも程よく肩先にかかるフレンチスリーブ、ややAラインのシルエットで美しいドレープが特徴。それぞれ単独でも雰囲気をつくれるアイテムだが、あえて重ね着するスタイリングで上質なおしゃれ感を演出。

「アントネッロ テッデ」バッグ42,120円
イタリア・サルデーニャ島に継承されてきた伝統の手織り布を使い、ファッションデザイナー、アントネッロ・テッデが手掛ける英国のバッグブランド。

「マウロ・デ・バーリ」サンダル23,760円
イタリア、ブーリア州に拠点を置く。手作業で型取り、天然色素で染め上げ、刷毛で仕上げるトゥッファートサンダルのエキスパートとして知られる。


ピュアなジンを味わう日は
エレガントな気分を誘う装いで

「モルトビー・ストリート・マーケット」の近くではもう一つおいしい体験が楽しめる。クラフトビールやジン、チーズなどの工房が高架下に密集し、土曜日は一般に開放されて、生産者の話を聞きながら購入することもできる。ジンの蒸留所「ジェンセンズ(Jensen’s)」もここにある。オーナーのクリスチャン・ジェンセンは幻のビンテージ・ジンに出合ったのをきっかけに、ジンのあるべき姿を求めてジン・メーカーの道へ。1840年代のレシピを正確に再現した「オールド・トム・ジン」とクラシックな味わいの「バーモンジー・ドライ・ジン」を生産。土・日曜日にはバー・ショップがオープンする。





「ヴィンス」ブラウス43,632円、スカート45,144円 ※シューズは参考商品
カリフォルニアの空気を感じさせるエフォートレスなスタイルの中にエレガンスを感じさせるコレクション。艶やかな光沢感を持つバックサテンのブラウスと、ツイストを加えてドレープの入った高低差のあるヘムに仕上げたスカート。スモーキーピンクのワントーンコーディネートが、さりげなく大人のラグジュアリー感を醸し出す。


◎掲載した商品はいずれも6階『プレミアムカジュアル』


◎撮影場所
■Shad Thames:Shad Thames, London SE1 2NW
■White Cube Bermondsey:144 -152 Bermondsey Street London SE1 3TQ
■Maltby Street Market:37 Maltby St, London SE1 3PA
Bermondsey Distillery/Jensen's:55 Stanworth St.London SE1 3NY

Direction & Styling:Karina Tanabe Jones
Photography:Yu Fujiwara
Make-up:Yae Pascoe
Hair:Yoshitaka Miyazaki
Model:Eny @ M+P Models


後編はこちらから!





















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