お問合せを多く頂戴する新洗濯絵表示。
前回の
▼アイロン編に続き、今回はドライクリーニング編をご紹介します。
ドライクリーニングとは、水は一切使わずドライクリーニング用の有機溶剤で、衣服の汚れを化学的に溶かしてきれいにする方法です。
ウールのような水で洗ってしまうと縮んだりごわついてしまう素材に適しています。
溶剤には、石油系とパークロロエチレン(以下パーク)の2種類があり、パークは石油系溶剤に比べると汚れ落ちは強力ですが、生地を傷めやすいのでデリケートな素材には適しません。
こちらは、パーク及び石油系溶剤によるドライクリーニングができます。
パークのPと覚えると良いですね。
次のマークは、石油系溶剤のみドライクリーニングができます。
それぞれの○の下に付加記号であるアンダーバー(横線)が入ることで弱いを意味します。
この記号の下にアンダーバーが入ると石油系溶剤による、弱いドライクリーニングができるという表記です。
旧表示では、
○の中にドライやドライセキユ系と書かれた洗濯絵表示が記憶に新しいと思います。
新しい洗濯絵表示には、その表記がありません。
油汚れには強いドライクリーニングですが、汗汚れには弱いので汚れの浅いうちにクリーニング店へ出すことが大切ですね。
洗濯絵表示を理解して、素材ごとにクリーニングを出してみませんか?
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