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あこがれの少女絵・60年の軌跡
「高橋真琴の原画展~夢見る少女たち~」開催中。
9月21日(月・祝)まで!
【イベント・コトコトレポート】

更新日: 2015/9/13

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◎9月9日(水)~9月21日(月・祝) *入場は各日閉場30分前まで *最終日は午後5時終了
◎4階 催場 ◎入場料:一般600円(税込) 高校生以下無料
世代を超えて愛され続ける少女絵の巨匠として知られ、1960年代から今なお現役で“あこがれの少女絵”を描き続ける画家 高橋真琴さん。2014年4月より画業60周年記念の巡回展を行うなか、関西では初となる展覧会を西宮阪急で開催中。もうご覧になりましたか?初期から現在に至る代表作の原画約100点をはじめ、イラストの文具、雑貨や貴重な資料などの展示、オリジナルグッズの販売など、少女絵の魅力を余すところなくご紹介しています。
©2015 Macoto Takahashi / Blanc Neige Co.,Ltd.
同じテーマであっても今なおアイデアが編み出され続けていることを考慮し、展示作品は年代で追うのではなく、作品をより楽しんでいただけるようにと7つのテーマごとに構成。「あこがれのお姫さま」ゾーンでは、きらびやかなドレスやアクセサリー、ヘアスタイルの美しさで人気の高い主人公をモチーフにした作品を揃えて。

中世の本からインスパイアされた大作「ビューティー・シンデレラ」。レースのディテールやビジュー使い、ニュアンスのあるパターンまで丁寧に描きこまれたドレスも、高橋真琴さんがデザイン。麗しく清らかな優しさに包まれるプリンセス。その背景にも様々なストーリーが盛り込まれ、見どころが満載。細部にまで注がれた静かなる情熱が、作品に向き合う人々の心にほのかな憧憬を呼び起こしてくれるかのようです。

「ビューティー・シンデレラ」1997年
◎「あこがれのお姫さま」ゾーン


高橋真琴さんが少女絵に関心を寄せるきっかけとなったのは、中学時代に出会った外国人の女の子。その可愛らしさ、華麗さに大きく心を動かされ、出会いの記憶が鮮明に残ったことからだそう。「少女と花」ゾーンでは、瞳輝く可憐な少女と花々の美しさが心地よく共演する作品をラインアップ。

1960年代には雑誌の仕事を多く手がけ、取材でたびたび海外を訪れることもあった、高橋真琴さん。街並みや人物のスケッチとコメントをスケッチブックに残し、海外の少女文化を日本に持ち帰ることとなりました。色とりどりの花をバックに佇む「プードルと少女」。夢見るような大きな瞳のインパクト。時代を感じさせないモダンなファッションやメイク、ヘアスタイルも、目を楽しませてくれます。

「プードルと少女」1960年
◎「少女と花」ゾーン


「MACOTO ROOM」ゾーンでは、女性の“あこがれ”や“夢”を喚起させてくれる少女画の展示や資料、画材展示のほか、実原画「ヘムスロイドへの道」の制作過程をモニター映像で紹介。一番最後に描かれるのは、瞳。描きこまれ、輝きを放つ瞬間をご覧いただけます。

絵画を描く際に最もこだわったのは、絵具の品と質。海外の国によっては、緑色を不吉な色とし取り扱いも少なかったことから、特に緑色は日本製の絵具を選び、何種類ものバリエーションを揃え使っています。収穫を迎えるぶどうを一粒手にする少女。緑色のニュアンスを変え、果実や葉のひとつひとつを表情豊かに仕上げています。高橋真琴さんが大切にされている作品でもある1枚。

「van de miaire」1995年
◎「MACOTO ROOM」ゾーン


「かわいい動物たち」ゾーンでは、愛くるしい表情や仕草で描かれた動物をモチーフにした作品をピックアップ。動物好きでもある高橋真琴さんは、実生活でも犬とネコと暮らしを共にしているそう。愛情溢れる視線と優しさを感じる、心温まる作風で人気を集めています。

一年分のおたより帖の表紙として描かれた、12枚の原画のうちの1枚。あひるの親子と出会ったバンビが、楽しそうに微笑み語らう池のほとり。お母さんあひるの周りでは、こどもたちが思い思いに水遊びに興じています。しらかばの木陰からうらやましそうに様子をうかがうのは、リスとうさぎ。小鳥のさえずりも聞こえてきそうです。

「おたより帖」5月~8月
◎「かわいい動物たち」ゾーン


イベント限定品約70点を含む、約120点のグッズラインアップも魅力。厳選素材と印刷技術により劣化しにくいアートプリントは、関西初登場。イベント限定品のマスキングテープは、どうぶつ柄と乙女かわいい柄の新作が仲間入り。動物たち柄と物語ヒロイン柄のクリアファイルの新作も。高橋真琴さんセレクトのヒロインが描かれた2016年の卓上カレンダーも新発売。

スペシャル・アートプリント【関西初登場】 「パリジェンヌ~パンジー~」(ジグレー印刷/受注販売)21,816円、マスキングテープ(どうぶつ柄/約20mm×5m)432円【NEW イベント限定品】、卓上カレンダー1,512円【NEW イベント限定品】、クリアファイル(動物たち柄)324円【NEWイベント限定品】
◎グッズ販売コーナー


千葉県佐倉市に画廊を構えておいでの高橋真琴さんは、1934年 大阪生まれの大阪育ち。こどもの頃の思い出も多く、ご自身も認める阪神タイガースファン。また、阪神大震災後には、夙川のギャラリー「小さい芽」で毎年、新作個展を開催。関西には深い想い入れを感じておられ、西宮での展覧会開催をとても楽しみにしていらしたとのメッセージを本展に寄せてくださいました。


少女文化に寄り添い精力的に作品を発表し続けるなかにあっても、画家としてあまり前に出てゆくことはせず、美しく、なつかしく、あこがれを抱いた輝く瞳の少女絵の魅力が人々の心に残り、幅広い年代のファンを増やしてきた所以とも察せられます。「高橋真琴の原画展~夢見る少女たち~」は、9月21日(月・祝)まで。どうぞ、お見逃しなく。


高橋真琴 プロフィール・・・
1934年 大阪に生まれる。貸本漫画でデビュー後、雑誌「少女」にカラー連載「あらしをこえて」などを発表する。以後、雑誌の表紙、口絵、挿絵を描くほか、スケッチブックや筆箱といった文具類などで、数多くの少女画を手がける。1989年、千葉県佐倉市に真琴画廊を開廊。1992年から現在まで東京・銀座と兵庫・西宮で年2回の新作個展を中心に、雑誌や広告でも精力的に作品を発表している。

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