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爽やかに今の旬を漬けよう!
【伊藤由香-小さな食憶-】

更新日: 2016/5/30

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近辺でも、蛍の光を楽しむことができる場所があるようです。
変わりゆく季節を、淡い光が教えてくれます。いよいよ6月。蒸し暑さも増してくる時期に入ってきますね。

青梅が並びはじめました。「こんな手触りだったんだ、ふわっとした毛があるんだね」と今年初めてヘタ取りを手伝ってくれた娘の気付きでした。

梅には、疲労回復に役立つと言われるクエン酸、リンゴ酸が多く含まれています。唾液の分泌を促して、消化吸収にも効率よく働きかけてくれると言われています。「梅」の響きだけで口の中が潤う不思議な感じは「梅干し」の連想からでしょうか。

爽やかに、まずは手軽な青梅の「漬ける」楽しみをしてみませんか。

青梅を洗います。うぶ毛を取るようなつもりで丁寧に洗うことで、クリアーな仕上がりになると言われています。1~2時間水に浸し、アクぬきをします。
6月中旬を過ぎると、青梅は熟し黄色みを帯びはじめ、うぶ毛が落ちてツヤのある梅となり並び出します。無知だった過去に、その梅も同じようにアク抜きを行ったため傷めてしまったようで、仕上がりに濁りが出たという苦い経験があります。熟してきた梅はアクが少なくなり、水に浸す必要がないこともありますから、梅の様子を見て判断くださいね。

一粒ずつ丁寧に水気を拭き、ヘタをとります。

熱湯で消毒しよく乾かした清潔な瓶に、梅の重量に対して同量の砂糖を交互に入れていくだけの梅仕事です。そこに酢を加えて漬ければ、サワーシロップになります。

時々全体を混ぜるように瓶をふって、氷砂糖が溶ければ完成。10日~2週間程で青梅らしいエキスが抽出された、爽やかな梅シロップとなります。

シワシワになった梅は取り出し、シロップを冷蔵庫で保存します。

上白糖や、てんさい糖で作ったこともありましたが、純度の高い氷砂糖を使用すると、よりすっきりとした味わいとクリアーな仕上がりになります。また、アレンジでミントを加えるのは数回目以降にオススメです。

梅は三毒を絶つということわざがあるように、梅を上手く活用してきた古来の人たち。梅に限らず、酸は疲労回復や食欲が落ちた時に食べる働きかけに役立ってくれたり、殺菌、防腐効果も期待できます。冷蔵庫の使いかけの野菜を、ピクルスに漬けるのも良いですよね。
蒸し暑い時期に入る前に、ちょっと爽やかで楽しめる旬の食材を漬けておきませんか♪

次回の親子セミナーは6月22日(水)です。今回から、WEBでのお申込みができるようになりました!暑さに負けない元気な皆さまとお目にかかれますこと、楽しみにしております♡

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<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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