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夏野菜真っ盛り♪苦味も美味しいゴーヤーの魅力。
【伊藤由香-小さな食憶-】

更新日: 2017/7/17

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ハウスに入らせていただいた瞬間、目に飛び込んできた、自然なままに連なる美しいグラデーションのミニトマトと、びっしりと並ぶ王様トマト。こちら過日訪問させていただいた、遠藤さんのハウスです。

「今年は、ようできてるねん。」
その言葉と重なると、艶々の姿は一層輝きを増して見えたなすび。賢いカラスは、学習するそうです。甘く育つトウモロコシを食べられないようにと、工夫されておられた西治さんの圃場です。

午前中だというのに、ハウスに入ると背中は滴るように、頭皮からは霧吹きを噴いたように流れてくる汗。普段当たり前のように購入している野菜が作られる過程を、この気温の中で拝見させていただくと、生産者の方には頭が上がりません。

店頭には出せないからといただいた王様トマトでしたが、形以外は濃厚で完熟そのもの、うま味もたっぷり。姿が新鮮に映るのでしょう。娘の目には、野菜たちがおしゃべりしているようだと言います。「きみは赤くて大きくてかっこいいね」「いやぁ、それほどでも」

JA兵庫六甲こだわり野菜の会の新鮮な野菜は、店頭青果売場の中央に並んでいますよ♪

大好きな夏野菜真っ盛り。
ところが、今日のご飯は何?の返事に顔が曇るのが「ゴーヤー」。確かに私自身も幼い頃、顔をしかめて食べていた記憶があります。

しかし!!!例えば、ゴクゴク喉を鳴らして美味しそうにビールを飲む姿に、興味津々で味見をし「にがっ!!」と叫んでいたのが、今やその苦さとのどごしがたまらなく「ゴクゴクッ。アーッ♪」と飲まなくてよい程飲むように、きっと癖になる苦みの美味しさが分かる日がくると信じ、家族の意見は馬耳東風。日々私が大好きなゴーヤーを食卓に出しています。

苦みはそもそもは毒だと察知するため、舌のセンサーも多いとのこと。経験から美味しいと感じることのできる、ひとつの味なのでしょう。

娘が喜ぶ唯一のゴーヤーメニューは、「ゴーヤーチップス」。縦半部に切ってわたと種を取り、薄くスライス。小麦粉または片栗粉をまぶして油で揚げ、塩をふるものです。

苦み成分のモモルデシンは、水溶性です。水や熱に弱いので、塩もみをし、水にさらしたり、加熱をすることで少しは緩和できるようです。また厚く切るほどに苦みを感じるので、切り方の工夫で食べやすくなります。お馴染みゴーヤーチャンプルも大人の味を求める場合は、少し厚目に切ると良いですよ。

苦みの美味しさがわかる人向けにオススメ!
ゴーヤーのフリット♪
種、わたとも除き、2cm幅にカット。カレー粉少々を加えた衣で揚げます。

ゴーヤーの点心風♪
1.5cm程の輪切りにしてわたをくり抜き、そこへ小麦粉をふり、豆腐、豚ミンチ、しょうが、玉ねぎ、酒、塩、しょうゆ、ごま油など加え練ったタネを詰めて蒸し、酢醤油などでいただきます。

どちらもポイントは、ずばり厚切り(^^♪

実は、わたも食べることができるのはご存知でしたか?

わただけを天ぷらにしても、フワフワとして苦みもなく意外性が面白いものです。

種のみ取り除き、わた付きのまま1cm程の輪切りにします。麺つゆを薄めた程度の濃さの味付けで煮含めたものは、わたに味がしみこみじんわりとろんと、わたの食味に美味しさがあります。

本来の名前はツルレイシ。果実のレイシに、ツブツブとした表面が似ていることからついたと言われています。加熱に強いビタミンCを多く含み、苦みは胃を刺激し、食欲増進につながります。

さぁ、いよいよ残すところ3日で暑く、長~い夏休みが始まります。ゴーヤーや夏野菜、果物をしっかり食べて、夏バテ知らずの楽しい夏を過ごしましょう!


・・・
7月19日(水)の親子セミナーは真っ盛りの数々の夏野菜を楽しみたいと思います!
来月は8月22日(火)。今年も夏休みバージョンにて予定しております!

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<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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