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赤ちゃんや子どもへの、鼻やのどのケア
【南田理恵の子育てサロン】

更新日: 2018/5/15

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みなさん、こんにちは。助産所ママズケアの南田理恵です。
新緑が美しい季節となりましたね。
1日の中でも寒暖の差が大きな季節でもあります。
お昼間は半袖で汗ばむくらいですのに、夕方になると上着が必要になったり。
こんな季節の変わり目は、子どもたちも体調をくずしやすくなります。
咳や鼻水などの症状が出た時に、どうしたらよいかお話しいたします。

以前は鼻水や咳は冬によくありました。
最近では、空調がどこでもきいているためか、外と室内の温度差や乾燥からか、夏でも、鼻水や咳がでる子が多くなっています。

鼻水や咳がでたらどうしたよいのでしょう。
すぐに病院にいく?お家でのケア?

鼻や喉の役割は、吸い込む空気をきれいにして、加湿することです。

こどもは、温度差による粘膜の調節がうまくいかず、粘膜が腫れて、朝や夜などの気温の差があるときに、鼻水や咳がでることがあります。

また、ウイルスやアレルギーを起こす物質が入ると、鼻の粘膜に炎症がおこり、異物を外にだすために鼻水がつくられ、粘膜が腫れて、鼻づまりになります。

ついつい、お薬が欲しくなるのですが、抗菌剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳薬の有効性を示した論文でも、有効性は低いのがほとんどです。
ウイルス感染の初期は,水のような鼻水ですが、少し経過すると局所で作られた、インターロイキン8のたに白血球が集まってきて濃くなり、黄色くなってきます。
このときに抗菌薬を用いるのは、効果がないばかりか、耐性菌を増やしてしまうことがあります。
お家にある、以前処方してもらった抗菌薬を、むやみに与えるのはやめましょう。

物理的に鼻水を取り除けば、楽になります。
おおきな子には、鼻をかませる。
ちいさな子には、鼻水を拭き取ったり、スポイトで、生理的食塩水を鼻孔にいれると、鼻水といっしょに、食道に流れてきれいにしてくれます。
お風呂などのあとに、そっと口や鼻吸い器などですってみるのも、よいでしょうが、うまく取れないことがよくあります。

黄色い粘り気のある鼻水のときは、中耳炎を併発していることがあるので、耳鼻科や小児科を受診しましょう。

子どもの調子が悪くなると心配ですよね。
あわてずに、状態をみて、受診が必要か、家庭でのケアで対処できるのか、考えてみましょう。

西宮阪急4階子育てコミュニティルームでは、育児に関する様々な講座や催しが行われています。
お越しくださいませね。お待ちしております。

<プロフィール>
南田 理恵(みなみだ りえ)
助産師・看護師
平成24年度 母子保健奨励賞 受賞
神戸市看護大学臨床教授・ママズケア代表
“ママと赤ちゃんのためのお手伝い”をキーワードに、産後ケアサポート「ママズケア」を設立。女性のライフサイクルを考え、従来の助産師の仕事から幅を広げた活動を展開。子育てママの身近な存在として悩み相談にも対応。各種セミナーや講演活動は国内外を問わず、幅広く活動中。

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