◆お世話になった方へのお礼
●僧侶・神職へのお礼
謝礼は一括して葬儀後か翌日に、黄白水引の金封、あるいは白い封筒に入れてお渡しします。
【表書き】
〔仏式〕
「御布施」
〔神式〕「御礼」「御祭祀料」(神官へのお礼の場合)、「御席料」(神社へのお礼の場合)
〔キリスト教式〕「御礼」(牧師へのお礼の場合)、「献金」(教会へのお礼の場合)

●運転手・火葬場の方へのお礼
霊柩車の運転手、火葬場の方には、小型の不祝儀袋か白い封筒に入れて、心づけをお渡しします。運転手には出発前か到着後に、火葬場の火夫や接待係の方にもなるべく早めにお渡ししましょう。
【表書き】〔仏式〕なし


●葬儀のときお世話になった方へのお礼
世話役や手伝いの方には、葬儀が済んだ夜に食事を出して感謝の意を表します。台所の世話役などお手伝いいただいたご近所の方には、お礼の品をお渡しします。かけ紙は、一般的には黄白かけ紙ですが、初七日がすぎている場合は紅白かけ紙を使うこともあります。

(黄白結び切りかけ紙)

●病気中にお見舞いをいただいた方へのお礼
普通はお見舞いのお返しはせず、お香典返しの予算にうわのせします。しかし、何度もお見舞いいただいたのでお香典返しとは別にぜひお返ししたいという時は、黄白のかけ紙を使います。包装紙は仏事用を使うのが無難でしょう。


(黄白結び切りかけ紙)      

  • 「遺志」・・故人がやろうと思って果たせなかった事
          故人の生前からの意志・希望


    (黄白結び切りかけ紙) ●死産・出産後死亡した場合のお返し
    出産前にお祝いをいただいている場合には、ことの結果を報告し、贈られたものは次のチャンスに使わせてもらう旨了承していただくか、福祉施設などへ寄付してその事を伝えるだけにします。気がすまないときは、簡単な不祝儀用のお返しをします。

    ◆形見分けについて
    形見分けにする遺品は、故人が日ごろ愛用していた身のまわりのものとか、大切にしていた品・衣類・装身具・手入れをしていた盆栽など、また故人の研究や、趣味のための資料や書籍などは同門の後輩にとって喜ばれる品でしょう。しかし亡き人をしのび、その思い出のよすがとするために贈るのが形見分けですから、ごく親しい近親者・親戚・友人でなければ失礼にあたります。また、しきたりとして形見分けは、包装せず渡します。その際、その品の由来などを伝えるとよいでしょう。
    (黄白結び切りかけ紙)
    形見分けに替わる品を
    一律にきめ贈る場合

    ◆形見分けの時期
    ●仏式=三十五日か四十九日の満中陰に
    ●神式=五十日祭のころに
    ●キリスト教=とくに形見分けの習慣はなく、日本では1週間後か一カ月後の召天記念日に行う人もあります。
    また現在は何でも手に入りやすい時代ですから、むしろ故人の趣味に関係あるものを「形見分け」として贈ることもあります。

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