◎6月4日（水）～7月1日（火） ※最終日は午後6時終了
◎8階 『アートシップ』
売場ニュース
このたび、九州を拠点に活動する日本画家4人の個展を約1ヵ月間にわたり開催する運びとなりました。
タイトルの“綴る日本画”は、より糸に断片をつなぎ合わせる象形文字に由来し、それぞれの視点で綴られる作品世界を表しております。日本は古くから他国の文化を取り込みながら、それを昇華し、独自の発展をしてきました。また、春夏秋冬の移り変わりがあり、東西南北に広がる国土は多様な生態系が育まれています。
それらが日本人の豊かな美意識を創りあげてきたといえるでしょう。この日本独特の文化のひとつ、
日本画に魅了され、この道を選んだ4人の作家たち。
風月、風土、色彩、線画――。
日本画の伝統を受け継ぎながらも現代の感覚を併せ持ち、未来へ向かって日本画の文脈をどう綴っていくのか。 ぜひご高覧ください。
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『海潮音』
第1週：6月4日（水）～10日（火）
個展のテーマ:『景と情』
川村 愛
「景の中に情を表す。古の人々が花や風景を見て誰かを想う歌を詠んだような意識をもって、花鳥から抽象まで多様な表現に取り組んでいます。」
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『彼方』
第2週：6月11日（水）～17日（火）
個展のテーマ:『彩雨』
柏木 菜々子
「“愛すべき者たちの肖像”をテーマに動物を描いています。煌めく命に彩りをそそぐように、岩絵具に想いをのせて。」
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『雨音がきこえる』
第3週：6月18日（水）～24日（火）
個展のテーマ:『平生の美』
内藤 清加
「日々の暮らしに存在する何気ない物事に美しさを感じる視点を日本独自の文化と考え、その流れを汲み取りつつ空想上の風景を描いています。」
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『らんちゅう』
第4週：6月25日（水）～7月1日（火）
個展のテーマ:『線々響々』
大串 亮平
「日本画の線に惹かれ描き続けています。この線の美しさが、視覚だけではなく心に響くような作品になることを日々目指しながら…。」
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