◎10月29日(水)~11月4日(火) ※最終日は午後6時終了
◎1階 メディアステージ
若手新鋭画家9名の様々な技法で描かれた絵画を展示します。九州初出展も多く、今大注目のアーティストたちが描いた動物たちをぜひご覧ください。
『純白の志』 231,000円
サイズ:F6号(41×31.8cm)
技法:ミクストメディア
加納 芳美
高校では油絵、大学では彫刻を学び、さまざまな素材に触れた学生時代を過ごしました。
15年間のフリーイラストレーター時代を経て、多素材を扱うミクストメディア画家へ転身。
作品は動物、熱帯魚、花を題材として描いており、彫刻を専攻した経歴を反映して、布や紙などの異なる素材が立体的に張り付けられる点が特徴です。多くの色彩や模様がデジタルや手描きの描画を混在しながら描かれています。
『icy#38』 25,300円
サイズ:10×10cm
技法:パステル
原田 愛
福岡県の最東端に位置する上毛町出身。
大学卒業後、パステルを用いて作品を作り続けています。物語や名画から得た女性像をはじめ、郷愁を誘う風景画、仔犬や兎やオコジョといった愛らしい動物など描く対象は幅広いですが、圧倒的に人気を誇るのがシマエナガを描いたパステル画です。近年は“シマエナガの画家”として着実にファンを獲得しています。
『心の平和』 99,000円【限定10】
サイズ:32.5×54cm
技法:ジークレー
正垣 有紀
グラフィックデザインやイラストの仕事をしてきており、その経験を生かしてアクリル画で描いた作品にデジタルを加えるなど、現代ならではの技法を駆使しながら、懐かしくファンタスティックな作品を創りあげる作風です。
若いころより音楽が好きで、飼っていた犬の鳴き声が歌っているように聞こえ、ほかの動物も歌っているように聞こえるようになり、その歌詞に絵をつけるようになりました。作品の横には、それぞれの歌詞がいっしょに展示されます。
『心温まる』 132,000円【限定50】※エディションは選べません
サイズ:25×35cm
技法:銅版画・手彩色
三浦 麻梨乃
リスや兎、仔犬やカエルなどの小さな動物や植物の姿に重ね、日常で感じる“ささやかな幸せ”を表現する銅版画家です。
銅版画ならではの、細い線や小さな点を巧みに使いながら、小動物の毛並みや愛らしい目を描いています。作家自身による、自刻自刷りでていねいに作られていくオリジナル版画を製作しています。
『爽籟(そうらい)の窓』 275,000円
サイズ:58.3×46.2cm
技法:切り絵
椿 あぐり
2018年より切り絵画家として活動開始。
柔らかな毛のある生き物と日本の四季折々の自然とを組み合わせた作品を多く制作。
慌ただしい暮らしの中で見落としがちな自然と生き物の美しさを再発見し、命の輝きを切り絵という繊細な技法で表現しています。作品は額縁内に設えとして入れるマットを窓として見立てたものが多く、画面全体に作品を配置せず、余白を残すことで鑑賞者が作品世界に没入できる余白を作っています。また、切り絵本体を背景から浮かして額装することで、切り出した線を影まで楽しむことができます。
『星の滝』 1,320,000円 ※額なし。額装の場合は約1ヵ月後のお届けとなります。額装代は無料(作家指定の額縁)
サイズ:F50号(116.7×91cm)
技法:日本画
斎藤 理絵
美術大学の受験デッサンで目の前にあるものを実写的に描くことを続けてきており、脳内に湧いてくるイメージを多く描いています。
描く対象は河童や人魚などの妖怪や龍や鳳凰など神様に近いものまで多様ですが、どこか可笑しみのある表情をしており、技法も含めて浮世絵などに通じる遊び心があります。
『雀と柿』 110,000円
サイズ:30×20cm
技法:木彫コラージュ
ナンシー諸善
富士の麓で暮らし、身近な動物や花、富士山を作品に彫る作家です。木版画で経験を重ね数々の受賞歴があり、現在は木版画を彫る技法を生かした一点ものの作品である浮彫コラージュを制作しています。
浮彫コラージュは木版画に用いる版木を彫刻刀で彫り、着色した和紙を膠(にわか/日本画に欠かせない天然の接着剤)で貼り、木に焼き付けをする方法です。着色した和紙の部分をさらに彫り、また和紙を貼る工程を幾度と繰り返し、思い描いたニュアンスをだしています。木を彫ることと和紙を貼る技法で、平面でありながら陰影に富んだ作品を生み出しています。
『薄い霧に包まれ、振り向く目に花の音』 193,600円
サイズ:46.5×39cm
技法:水彩・油彩・アクリル樹脂
河端 通浩
東京藝術大学大学院時代からも賞をとるなど活躍しており、生みだされる作品は鮮やかな色彩にあふれています。
特徴である手法“ダブルイメージ”は、隠し絵のように描かれたモチーフが、作品の中で別の作品にも見える技法を用います。
細部に目を凝らすとなにもないように見える空間や余白に、作品の奥行や神秘性をもたらします。見る者の発見や気づきを促すことで作品が変化し、全体像も移ろい続け、作品の印象は見るたびに変化し、飽きのこない世界観が特長です。
『天地(universe)』 187,000円
サイズ:30×40cm(楕円)
技法:ガラス絵
齋藤 悠紀
銅版画家としてキャリアをスタートさせ、抜群のデッサン力によって対象の変化をとらえる作品は、海外での受賞歴も多く評価されています。
近年は材料と技法を生かしたオリジナルの多層ガラス絵の作品も発表しています。
多層ガラス絵は、ガラス面にみえるセピア色のような背景から浮かび上がる兎・月・龍などのモチーフが、イタリア工房製などの額縁との組合せで制作されており、幻想的な和風スタイルが魅力です。
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