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江戸小紋 工房見学へ行ってきました☆~その2~

  • 更新日: 2019/3/24
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江戸小紋 工房訪問記2
江戸小紋の柄を決める、型紙のお話しです。

江戸小紋染めに使う伊勢型紙の彫りの技法は以下の4つがあります。
沢山見せていただいた型紙の画像でご紹介。


「錐(きり)彫り」

半円形の刃先の彫刻刀で型紙に垂直に刃をあて、回転させて円形の点を彫るもの。
江戸小紋の代表的な柄で「江戸小紋三役」の鮫・行儀・通しなどを作る技法です。
シンプルな点の連なりはそれだけに難しく、
その中でも「極」といわれる非常に細かな彫りが出来る技術は大変貴重です。

小林染芸さんではこの極柄を、六谷泰英先生作の型紙で製作しています。

「突(つき)彫」

刃先が1~2ミリの細く鋭い彫刻刀を使い、前に突くように彫り進めます。


「道具彫り」

刃先自体が花びらなどの形になっているものでの彫りです。


「縞彫り」

線を引き縞柄を作る技法。シンプルながら作るのが難しい型紙です。


型紙が壊れてしまうともう染められなくなる為
技術のこもった型紙は、有限であり非常に大切な物です。

型紙の研究もされているという福司先生に、古い型紙と江戸時代の江戸小紋の生地を見せていただきました。

古い型紙は柿渋の酸化により、濃いこげ茶色へ変化しています。
 
現在は和紙を繊維の向きが異なるように3枚重ねて型紙を作っていますが、
古いものは2枚重ねと、今より1枚薄い物だったことが分かります。


染める工程の前の、型紙のお話しだけでもとても奥深く、魅力あるお話し。


小林染芸 工房訪問記
さらに続きます☆

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