STORY of 
                    the NUTCRACKER 「くるみ割り人形」の物語

クリスマスイブの、心あたたまるお話を
                        お楽しみください。

クリスマスイブの夜、
                        シュタールバウム家の末娘クララは
                        ドロッセルマイヤーという
                        風変わりなおじさんから、
                        少し不格好なくるみ割り人形を
                        プレゼントされました。
                        そのくるみ割り人形をクララは
                        すっかり気に入りました。

真夜中の12時の鐘が鳴った時、
                        クララの体は小さくなり、
                        人形ほどになってしまいました。

そこに現れたのが、
                        ネズミの女王が率いる軍隊。
                        くるみ割り人形率いるおもちゃの兵隊たちと
                        戦いが始まりました。
                        劣勢だったくるみ割り人形を助けるため、
                        クララはスリッパを思いきり投げて、
                        ネズミの女王をたおしました。するとなんと、
                        くるみ割り人形は凛々しい王子の姿に。
                        くるみ割り人形は、
                        ネズミの女王に呪いをかけられた、
                        お菓子の国の王子だったのです。

「助けてくれてありがとう」
                        王子はクララの頭にネズミの王の冠をのせ、
                        お礼にお菓子の国に誘いました。
                        ふたりは白鳥の背に乗り、
                        お菓子の国を目指していくつもの国を
                        通り過ぎました。
                        
                        「お菓子の国へようこそ!」
                        王子が言いました。
                        あたり一面、
                        クララには見たことのないものばかりです。

お菓子の国の精たちによる
                        歓迎パーティーが開かれました。
                        マダムジンジャーが
                        にっこり笑って両手をたたくと、
                        大きくふくらんだスカートの中から
                        ジンジャーブレッドのこどもたちが現れます。

次から次へといろんな踊りが
                        繰り広げられます。
                        チョコレートの精の“スペインの踊り”、
                        お茶の精の“中国の踊り”、
                        コーヒーの精の“アラビアの踊り”…。
                        そして、花のワルツ。

大広間にたくさんの花が舞い込んできて、
                        まるで美しい花束のよう。
                        妖精たちのまわりは魔法で光り輝いています。

花々が舞う中、王子とクララは
                        時間を忘れて踊り続けました。
                        華やかで楽しく、
                        夢のような時間が流れます。

クリスマスの朝、
                        クララは自分のベッドで目を覚ましました。
                        “ゆうべの出来事は、夢だったの!?”
                        クララはくるみ割り人形を抱きしめました。

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