「福島農園」2代目・福島一欽さん

「福島農園」2代目・福島一欽さん

昭和20年、戦後の食糧事情を改善しようと開拓団が富津地区に入植。赤土と砂が混じり合った土壌で、サツマイモ“とみつ金時”作りが始まった。「福島農園」2代目、福島一欽は、“とみつ金時”を食べた時の衝撃がきっかけで、農家を継ぐことを決意。年々生産者が減る中、1年中美味しく食べられる保存技術を考えるなど、開拓者魂を次世代へつなぐべく奮闘中だ。

【目次】

1.昭和20年に開拓団が始めた富津のサツマイモ作り

福井県あわら市の富津地区は海に近い丘陵地。
											少し粘土質と赤土を含む砂は
											しっとりサラサラ、さつまいも好み。

福井県あわら市の富津地区は海に近い丘陵地。
少し粘土質と赤土を含む砂は
しっとりサラサラ、さつまいも好み。

富津は、福井県の最北端、あわら市にある日本海に面した丘陵地。自然に囲まれ、近くにはあわら温泉もある。ここに昭和20年、戦後の食糧事情を改善しようと開拓団が入植。赤土と砂が混じり合った土壌が、サツマイモ作りに適していて、生産が始まった。

2.おいしさと危機感が、2代目継承のきっかけだった

大人になってからおいしさに感動。
											2代目が未来へとおいしさをつなぐ決意。

大人になってからおいしさに感動。
2代目が未来へとおいしさをつなぐ決意。

「福島農園」では、昭和60年頃から先代がサツマイモ栽培を開始。歴史はまだ浅い。2代目、福島一欽は、大人になってから“とみつ金時”を食べたて、そのおいしさに衝撃を受けたという。同時に、自然を相手にする農業をしてみたいという思いも湧き、サツマイモ作りを継いだ。先代が始めた頃は、12軒あった“とみつ金時”農家も現在は7軒にまで減少。このままでは“とみつ金時”は無くなるのではないか、という危機感もあるという。

3.栽培方法、保管方法も含め、次の世代へつなぐために

海からの風をいかす風力発電機は富津の風景の一部。
											収穫期に向けて畑をチェック中。

海からの風をいかす風力発電機は富津の風景の一部。
収穫期に向けて畑をチェック中。

同じ苗でも、土で味が変わると言われるサツマイモ。「福島農園」では、過度な連作をせず、また、土壌をリフレッシュさせるために約3年に一度、緑肥に“クロタラリア”というマメ科の植物を植えて土作りを続けている。秋に収穫期を迎えるサツマイモ。採れたてを出荷した後は、1年中出荷できる状態に保てる、キュアリングという貯蔵法で保管。次の世代へサツマイモ農家をつなぐ架け橋の一つとなると考えている。

4.作り手直伝!おいしい食べ方

作り手直伝!おいしい食べ方

今回お届けするのは、秋に収穫したばかりのトレトレ。栗のような甘みとホクホク感を楽しんでいただきたいので、シンプルに焼き芋がおすすめ。Mサイズの場合、オーブン又はオーブントースター約180度で約45分。食感と甘みが不足しているのは、焼き時間不足。時間を延長するなど、調整を。温かい内がおいしさも格別。また、天ぷら、大学芋などスイーツにも。

「福島農園」のおすすめ商品

「福島農園」の
全商品一覧はこちら