Special Edition

オートクチュールコレクション
開催中のパリの街から
白の美しいパワー

Special Edition

2019.2.5

1月21日から24日にかけて開催された2019年春夏パリ・オートクチュールコレクション、そのショー会場でスナップ。うっすらと雪化粧したパリの街でひときわ映えた、白のスタイルをピックアップしました。



フォトグラファーの集中砲火を浴びていたモデルの冨永愛。シンプルな赤のロングニットドレスに、白いコートを肩にはおったコントラストの効いたスタイリング。シンプルな装いにプラント柄のヒールとバケツ型のハンドバッグの小物使いが際立っている。




全身をクリームと白でまとめた雪景色にぴったりなオールホワイトスタイル。全身同色コーディネートも彼女のように質感にバリエーションを持たせると奥行きと深みが出る。テディベアコートのボタンと手袋の黒がいいアクセントに。




スキューバ素材を思わせる未来的で直線的なコート。ポケットを囲んでいる白のラインにも注目。そこにクラシックなチェックのスカートスーツを組み合わせる意外性が素敵。タートルネックとかっちりした黒いブーツが全体をマニッシュな印象に仕上げている。




オーバーサイズのグレイッシュホワイトのニットワンピースに、ドットが散りばめられたソックスブーツでミニマルなコーディネート。ニットのざっくりとしたリブとブーツのドットの質感がシンプルながら好相性。




ピンクとイエローのコンビが大胆なパンツスーツに、オフホワイトとパステルピンクの優しい印象のシープスキンコート、そこに白のブーツを合わせて品よく軽やかにまとめている。90年代テイストのサングラスで遊び心をプラス。




モノトーンスタイルに白のアクセを効かせて。白黒のブロックチェックのコートはカジュアルになりがちだが、「シャネル」のパールネックレスやゴールドのキルティングブーツをコーディネートしてリュクス感をプラス。根強く人気なキャットアイサングラスでシャープな印象に。




ヴァンショー(Vin Chaud)のお話しをおまけに。
冬のパリを歩き回って冷えた体を温めるなら、ヴァンショー(vin=ワイン、chaud=熱い、すなわちホットワイン)がおすすめ。どんなカフェにもあり、スパイスの効いた、冬ならではの伝統的な飲み物だ。取っ手のついたガラスのカップに注がれてサーブされる。
ヨーロッパ全土にホットワインはあり、また店や家庭によってレシピは様々だが、フランスでは主に赤ワインにハチミツ、シナモン、クローブ、カルダモン、オレンジ、そして少量のコニャックなどを混ぜて煮立たせないように温めたものが主流のよう。甘さは控えめなので、添えられた砂糖を好みで足してもよい。ゆっくりと体も心も温まっていくひとときを楽しみたい。


撮影:Yu Fujiwara
ロンドン在住フォトグラファー。英国のファッション誌『DAZED & CONFUSED』やNY Timesの『T-Magazine』など、英国内外で活躍中。ロンドン、パリ、フィレンツェ、ニューヨークのファッションウイークのストリートファッションを撮り続ける。
www.instagram.com/8and2

テキスト:Karina Tanabe Jones
ロンドン在住スタイリスト。歴史やアート、日常の光景などからインスピレーションを得たスタイルを得意とする。イタリアや日本の『VOGUE』ほか、海外誌を中心にオリジナリティーのあるスタイリングを発表している。
www.karinatanabejones.com

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