Special Edition

ファッションは私自身───
パリの街からレポート2
「色づかいは個性」

Special Edition

2021.2.2

パリのロックダウン直前に行われたファッションウイーク街角レポート、後編です。お天気のすぐれない雨が続くパリでしたが、様々な色づかいのコーディネートがとても新鮮で雨の街に映えていました。原色や淡い色、渋い色、ベージュにモノトーン、それぞれ着る人の個性を感じるスタイリングをピックアップしました。
2020年3月撮影


アイメイクも効かせて


赤いベレーに黒いコート。シンプルなスタイルでもきれいに作ったカールヘアと遊び心たっぷりのドットアイメイクが一際目を引く。ベレーの下に巻いたヘッドスカーフもおしゃれ。


シルバーコーデの中で際立つピンク


シルバーのジャケットとパンツに目の覚めるような鮮やかなピンクブーツがとてもモダンなスタイリング。きれいなプリントのワンピースとパンツのコンビネーションで後ろ姿も素敵。


ベロアの質感で遊ぶ


柔らかなベロアのモスグリーンとブリックレッドの色違いで見せるフローラルプリントのトップスとパンツが新鮮。全面シャーリングのトップスにチェーンネックレスが辛口のアクセントに。


鮮烈なPVCスーツ


今シーズンも引き続き流行しているPVC素材。この女性はオレンジがかったブラウンのスーツで取り入れている。大ぶりの襟が印象的。淡いブルーのシャツとバッグとの相性も良い。


ネオ70’sルック


「クロエ」のショーに来ていたシンガー&ラッパーのLous and the Yakuza。70'sの雰囲気漂う淡いブルーのスーツに、ダスティーなオレンジのニットの色合わせがおしゃれ。
 

ブルーを絵画のように

全身ブルー×プリントの着こなし。パンツの黄色がよく効いて意外としつこさを感じさせない。ウエストのPVC素材タイベルトがスタイリングの引き締め効果に。マスクもしっかりアクセサリーとしてコーディネート。


ワントーンで上品なマニッシュに


いずれのアイテムにも素材の良さを感じるスタイリング。全身ベージュ系はぼんやりしがちだが、トップスにクリーム色が入って軽やかに。さりげなくマニッシュにまとめた雰囲気も素敵。


気負いのない上級カラーコーデ

カジュアルなアースカラー系の着こなし。襟なしコートにざっくりとしたベージュのリブニット、それにカーキパンツとビーンブーツがグッドバランス。ピンクのマスクが可愛らしさをプラス。


さらっと色を効かせる


カーキのゆったりしたスーツに白いソックス&ローファーでスマートカジュアルなスタイリング。きれいなブルーのスカーフがよく映えている。


際立つモノトーン


シルエットのきれいなパンツに個性的なプリントのシャツ。モノトーンでも目立っていた彼女。ダークカラーのマスクでさらにシャープな印象に。


二人のブラック&ホワイト


ラストにご紹介するのは、マニッシュなモノトーンコーディネートの二人。右の女性はマスキュリンなスーツにシンプルな白Tで辛口コーディネート。左の女性は“手”のプリントシャツが目を引く。グレーのチェックジャケットでクラシックな雰囲気に。

その人らしさを語るのは色づかいなのでは、と思った、パリでの出会いでした。自分自身を語る色を見つけて、着ることをもっともっと楽しみたいですね!






[パリ・レポート]
撮影:Yu Fujiwara
ロンドン在住フォトグラファー。英国のファッション雑誌『DAZED & CONFUSED』やNY Timesの『T-Magazine』など、英国内外で活躍中。ロンドン、パリ、フィレンツェ、ニューヨークのファッションウイークのストリートファッションを撮り続け、ドキュメンタリー風なリアルな写真に定評がある。インスタグラム[8 and 2]にて写真を公開中。

テキスト:Karina Tanabe Jones
ロンドン在住スタイリスト。舞台衣装関係の仕事の経験を生かして、歴史やアート、日常の光景などからインスピレーションを得たスタイルを得意とする。イタリアや日本版の『VOGUE』ほか、海外誌を中心にオリジナリティーのあるスタイリングを発表している。


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