※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2022 7月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

6月29日(水)~7月5日(火)
※催し最終日は午後4時終了

下田顕生 ガラス展
―水花繚乱―

「蛙戯―孤高―」

「蛙戯―孤高―」
(幅15×奥行15×高さ26cm)

富山県で柔らかな曲線を描く立体作品を制作する注目の若手ガラス作家、下田顕生。ガラスの透明感を活かし、生き生きとした生き物の姿を色鮮やかに表現しています。代表作であるさまざまな種類の金魚を中心に個性豊かな表情の蛙やふぐなど、小さな生き物たちのユーモラスで楽しい世界をお楽しみください。

PROFILE

清水 新也

下田 顕生(しもだ けんせい)

2007年、倉敷芸術科学大学芸術学部工芸学科ガラスコース 卒業。
2008年、阿蘇ガラス館 勤務。
2011年、国の現代の名工・黒木国昭氏に師事。グラスアート黒木 勤務。
2015年、富山ガラス工房 所属(~19年)。
2017年、下田顕生 ガラス展 悠游(三越日本橋本店)(以降毎年)。
2018年、下田顕生 ガラス展(大丸京都店)(21年)。
2021年、下田顕生展 ―融遊自適―。

7月6日(水)~12日(火)
※催し最終日は午後4時終了

福井江太郎 日本画展

「祥(ショウ)」

「祥(ショウ)」
(S10号)

34歳の若さでダチョウの群像を描いた大作「阿1」が、2003年度文化庁買上優秀美術作品に選ばれた日本画家、福井江太郎。観るものに喜びと驚きを喚起させるエンターティナーとしての姿は、いわゆる“日本画家”の範疇を超える発信者として世界中から高い評価を得ています。新たなテーマ“薔薇”に焦点を当てた、色に着目した新作を発表します。

PROFILE

福井 江太郎

福井 江太郎(ふくい こうたろう)

1994年、多摩美術大学大学院美術研究科 修了。
2006年、紺綬褒章 受章(13年)。
2013年、巨大壁画「風神雷神図 風・刻」完成(箱根・岡田美術館)。
2015年、絵本「駝鳥(筒井康隆・文/福井江太郎・絵)」刊行(六耀社)。
2018年、画集「一画一縁 日本画家 福井江太郎のキセキ」刊行(求龍堂)。
2019年、四代目 市川翠扇襲名記念扇面 制作。
2020年、近現代日本絵画展(砺波市美術館)。
現在、東京とニューヨークにアトリエを構え、世界的に活動中。

7月13日(水)~19日(火)
※催し最終日は午後4時終了

―風景画の継承―
元宋と玉堂展

奥田元宋「暁靄」

奥田元宋「暁靄」
(横68.2×縦47cm)

川合玉堂「茅刈」

川合玉堂「茅刈」
(横57.4×縦43cm)

日本画の新たな表現を模索し続け、晩年は“元宋の赤”と呼ばれる赤を基調にした風景画を確立した奥田元宋。その元宋を孫弟子に持ち、失われつつある日本の自然や風景、そこに生きる人々の暮らしを詩情豊かに描き出した川合玉堂。二大巨匠による、想像力をかき立てられる懐かしい日本風景の魅力を味わっていただければ幸いです。

PROFILE

奥田 元宋(おくだ げんそう)

1930年、広島県から上京し、同郷の日本画家、児玉希望氏の内弟子となる。
1938年、第2回文部省美術展覧会 特選 受賞。
1949年、日展 特選・白寿賞 受賞、風景画家としての画業を歩み始める。
1977年、日展理事長 就任。
1984年、文化勲章 受章。
1989年、広島県名誉県民として表彰。
1996年、京都・慈照寺(銀閣寺)の庫裏大玄関および弄清亭の障壁画 完成。
2003年、逝去。

PROFILE

川合 玉堂(かわい ぎょくどう)

1896年、岐阜県より上京し、橋本雅邦氏に入門。
1898年、日本美術院 加入。
1915年、東京美術学校教授 就任(~36年)。
1931年、レジオン・ドヌール勲章、グランオフイシエー・クーロンヌ勲章 受章。
1940年、文化勲章 受章。
1945年、御岳に移り、“偶庵”と称する。
1951年、文化功労者となる。
1957年、逝去、勲一等旭日大綬章 受章。

7月20日(水)~26日(火)
※催し最終日は午後4時終了

窯変天目 林 恭助展

「耀変流光彩埦」

「耀変流光彩埦」
(径15.9×高さ7.5cm)

曜変天目の復元で陶芸家としての地位を不動のものとした林恭助。その作品は、イギリスの大英博物館、中国北京の故宮博物院に収蔵。昨年には新しい技法“耀変流光彩”で日本伝統工芸展奨励賞を受賞するなど現在最も活躍している作家の一人です。今展では耀変流光彩の新作茶碗を中心に、従来から評価の高い黄瀬戸作品を展観します。

PROFILE

林 恭助

林 恭助(はやし きょうすけ)

1985年、土岐市立陶磁器試験場に研修生として入所。
1989年、加藤孝造氏に師事。
1996年、日本工芸会正会員となる。
2003年、曜変天目再現により岐阜県知事から表彰を受ける。
2004年、NHKハイビジョンスペシャル「幻の名碗・曜変天目に挑む」で紹介された“曜変天目”が静嘉堂文庫美術館に収蔵。
2007年、曜変天目 林恭助展(北京・国立中国美術館)。北京・国立中国美術館に“曜変茶碗”収蔵、北京・故宮博物院に“曜変天目”収蔵。
2021年、日本伝統工芸展 奨励賞 受賞。

本館9階 催場

7月20日(水)~25日(月)
※催し最終日は午後5時終了

ザ・超絶技巧展

明珍一派「鉄製龍自在置物」

明珍一派「鉄製龍自在置物」
(幅77×奥行13×高さ11.5cm)

デジタル技術の進歩により、すべてのものが素早く、簡単に“写す”時代が到来し、それはアートの世界にもおよんでいます。その中にあって自らの手を駆使し、“オリジナル”作品を生み出した、あるいは今なお生み出し続けている作家たちがいます。彼らによる日本画、洋画などの絵画、陶磁器、木彫、金工ほか、あらゆる分野の“超絶技巧”をご紹介します。

出品作家
伊藤若冲、速水御舟、森本草介、田渕俊夫、
板谷波山、高村光雲、平櫛田中、齋田梅亭、
鷲尾美陽子、杉浦康益 ほか(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

2022 8月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

7月27日(水)~8月2日(火)
※催し最終日は午後4時終了

近藤精宏 作陶展

「灰釉粉引 壷」

「灰釉粉引 壷」
(径28.3×高さ24.8cm)

「良い作品の命は時代を超えて生き生きと輝き、人の心を楽しく満たし生きる喜びを与え続けるもの。師匠、古山子先生(小山冨士夫氏)から伝え教えられたこの事を受けとめ、眼に見える人々やこれからの人々、過去の人々にも伝えられたらと願って作陶を淡々と続けたい」と語る近藤精宏。近藤流粉引を中心に絵唐津や白磁、井戸などをご紹介します。

PROFILE

近藤 精宏

近藤 精宏(こんどう せいこう)

1970年、小山冨士夫氏(陶芸家、陶磁学者)の内弟子となる。
1975年、岐阜県瑞浪市半原にて独立、榛沢窯 開窯。
2000年、NPO法人瑞浪芸術館創立に奔走、代表理事 就任。
2017年、『陶芸への道ーそして瑞浪芸術館へ』刊行(里文出版)。

8月3日(水)~9日(火)
※催し最終日は午後4時終了

―歴史と伝統の流れを今日に―
現代ヨーロッパ絵画展

クリスティーナ「花畑(ひまわり)」

クリスティーナ「花畑(ひまわり)」
(横40.0×縦40.0cm)

永い歴史の中で、それぞれが独自の文化を繁栄させてきたヨーロッパ。今展では、人気作家による作品30余点をご紹介します。ヨーロッパの香り高い作品をお楽しみください。

出品作家
クリスティーナ(スペイン)、
モワラス(フランス)、
トラモーニ(フランス)、
ピラール・テル(スペイン)、
ムレット(スペイン)、
イライソス(スペイン)、
マウロ(スペイン)、
アンヘルス・セレセダ(スペイン)
(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

8月10日(水)~16日(火)
※催し最終日は午後4時終了

丹波焼 グループ窯 作陶展

市野翔太①「白群釉スープ碗」(幅15.0×高さ7.4×奥行18.5cm)②「辰紅釉グラス」(径8.5×高さ12.0cm)③「白群釉小鉢」(径10.5×高さ4.5cm)

市野翔太
①「白群釉スープ碗」(幅15.0×高さ7.4×奥行18.5cm)
②「辰紅釉グラス」(径8.5×高さ12.0cm)
③「白群釉小鉢」(径10.5×高さ4.5cm)

市野 貴信(左)「白釉ゴス流しぐい呑」(径10.2×高さ3.5cm)(右)「白釉ゴス流し徳利」(径8.5×高さ11.5cm)

市野 貴信
(左)「白釉ゴス流しぐい呑」(径10.2×高さ3.5cm)
(右)「白釉ゴス流し徳利」(径8.5×高さ11.5cm)

大上 裕樹「茶盌 イッチンプラチナ彩」(幅12.3×高さ8.0×奥行11.0cm)

大上 裕樹
「茶盌 イッチンプラチナ彩」
(幅12.3×高さ8.0×奥行11.0cm)

伝統を意識しつつも革新的な器作りに励む市野翔太。釉薬の追求と釉薬表現の可能性拡大に挑む市野貴信。銀彩やプラチナ彩を丹波焼と掛け合わせる大上裕樹。今展では、丹波立杭に生まれ、伝統を守りながらも新しい丹波焼に取り組む若手作家3人による作品の数々をご紹介します。

PROFILE

市野 翔太

市野 翔太(いちの しょうた)

2010年、陶幸窯にて作陶開始。
2016年、丹波焼青年部“グループ窯” 入会。
2019年、京都府立陶工高等技術専門校(京都陶芸大学校)卒業。
2020年、京都市産業技術研究所陶磁器コース 修了、陶幸窯にて作陶 再開、三人展(神戸阪急)。
2021年、丹波焼若手作家展(コープデイズ神戸北町コアキタマチ)。

PROFILE

市野 貴信

市野 貴信(いちの たかのぶ)

2018年、京都府立陶工高等技術専門校(京都陶芸大学校) 卒業。
2019年、京都市産業技術研究所陶磁器コース
修了。丹波焼信水窯の二代目、父、市野信水に師事。

PROFILE

大上 裕樹

大上 裕樹(おおがみ ゆうき)

2009年、金沢美術工芸大学 卒業。
2012年、鈴木五郎氏に師事。
2013年、世界を周遊しながら各地の伝統工芸に触れる。
2014年、国際陶磁器展美濃 入選(17年)。
2016年、第3回金沢・世界工芸トリエンナーレ入選。
2021年、日本伝統工芸展近畿展 新人奨励賞 受賞。

8月17日(水)~23日(火)
※催し最終日は午後4時終了

根本佳奈展
―胡蝶の夢のなか―

「耀変流光彩埦」

「十三夜の街」
(横43.0×縦28.0cm、
手彩色、木版画、ステンシル、シルクスクリーン)

「“胡蝶の夢”とは夢と現実がはっきりと区別できないあいまいな様や、人生のはかなさを表す言葉です。生活をしている“今”が果たして現実なのか夢なのか。今回は、違う時間軸が実は存在しているかもしれないということをテーマに作品をつくりました」と語る根本佳奈。木版などの版画作品と、アクリル絵具、油絵具などで描いた作品をご覧ください。

PROFILE

根本 佳奈(ねもと かな)

2006年、和光大学表現学部芸術学科 卒業。
2010年、個展「根本佳奈 ―止まらない街の秒針―」(銀座)
2012年、個展「根本佳奈 ―景の色をきりぬいて―」(松坂屋名古屋店)、第5回 アーティクル賞 入選。
2014年、個展「根本佳奈 ―風をたべた―」(銀座)
2015年、個展「へんてこな月夜の晩に」(新宿)(18、19、20年)
2019年、グループ展「フルーツ展」(銀座)
2021年、煌芽生の会(神戸阪急)

8月24日(水)~30日(火)
※催し最終日は午後5時終了

伊東春香 日本画展
雨のち星

「雨のち星」

「雨のち星」
(F30号)

創画会賞や創画会出品者による展覧会「Will+s展」で最高賞を受賞し、注目を浴びている伊東春香。空から俯瞰した都会の夜景や工場地帯、動き出した朝明け前の空港など。淡いトーンで描き出されたエモーショナルな世界や、刹那的でありながら繰り返されるアンビバレントな光景は心地よい夢を見ているかのような柔らかな透明感に満ち溢れています。

PROFILE

伊東 春香

伊東 春香(いとう はるか)

2014年、東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業、卒業作品 台東区 買上げ、サロン・ド・プランタン賞 受賞、平山郁夫奨学金授与(16年)。
2017年、佐藤国際文化育英財団 第27回奨学生。
2019年、東京藝術大学大学院博士後期課程日本画研究領域 修了、博士号(美術)取得。
2020年、Will+s展2020 優秀賞 受賞(西武池袋本店)。
現在、東京藝術大学美術学部絵画科日本画教育研究助手、創画会准会員。

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