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命を謳歌する鳥たち、彩りを誇る花々
美しき日本画の正統「大森正哉 日本画展」


アートを楽しむ毎日

  • 更新日: 2013/7/7
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■阪神梅田本店


「遊翔苾苾」 20号

白いサガリバナの間を優雅に舞う、三光鳥(さんこうちょう)。
美しくも神秘的な光景に目を奪われました!


大森正哉さん

作者は日本画家・大森正哉(おおもり まさや)さん。
京都市立芸術大学大学院を卒業後、日本を代表する日本画家・上村淳之氏の元で研鑽を積まれ、第9回 松伯美術館花鳥画展で優秀賞を受賞するなど、その実力は日本画壇の若きリーダーとして注目を集めています。
花鳥を題材とする、師・上村氏は愛鳥家としても知られ、自宅で多くの鳥たちを飼育。大森さんも6年間、上村邸の「唳禽荘(れいきんそう)」で鳥たちの飼育に携わり、スケッチを重ねてこられました。

「絵のタイトル“遊翔苾苾(ゆうしょうひつひつ)”は、花が満開に咲いて、芳しく香るところに鳥が遊ぶ様子を表しています。 沖縄の八重山地方で、学生の頃、サガリバナに出合い、以来、その美しさの虜になりました。サガリバナは夜に咲き始め、朝にはすべて木から落ちてしまうという一夜限りの儚い花です。ポトポトと水面に花が落ちてゆく神秘な世界に魅了されました」とおっしゃる大森さん。
「三光鳥の雄は尾羽が長く、優雅で、水色のアイリングが特徴的です。鳴き声が“ツキ ヒー ホシ(月日星)、ホイホイ♪”と聞こえることから、三光鳥と呼ばれているのです。秋には東南アジアに渡ってゆきます。カヤックに乗って、サガリバナを見に行くと、不思議と鳥たちが怖がらずに自然の姿を見せてくれます」


「オアシス」 15号

「南国・沖縄と、もう一つ、エジプトにとても心惹かれます。古代エジプトの“万物に神が宿る”という宗教観が、日本古来の、自然に対する人々の眼差し、畏敬の念を持って接する心や、日本画の持つ世界観に近いものを感じるのです。古代エジプトの遺跡と今に生きる鳥たちとで、今までの日本画にはなかった空気感を表現したいと思います」


「金風」 6号

日本の美しい四季に集う、さまざまな鳥たちも、その命の彩りを輝かせます。

八重山地方の亜熱帯の空気の香りの中に。
古代エジプトの悠久の時を思わせる遺跡の中に。
移ろいゆく美しき日本の四季の中に…。

それぞれの命の繋がりが織りなす神秘に満ちた世界に想いを託す大森さん。
命を謳歌する鳥たちや、彩りを誇る花々の美しさを具現化する大森作品には、自然への深く温かい眼差しが注がれていました。

■大森正哉 日本画展(展示販売)
◎阪神梅田本店 9階 美術画廊
◎2013年7月9日(火)まで ※催し最終日は午後5時終了



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