今回のオーダー会にはガジアーノ&ガーリングでストアマネージャーを務めるニュース・ベナベンテ氏、ビスポーク責任者であるダニエル・ウェーガン氏が 本国から来店。貴重なこの機会、同ブランドの靴について、そしてカラーリング、また今期の新作についてもインタビューしました。
――今回のオーダー会でオススメのモデルや革を教えてください。
ニュース・ベナベンテ氏
写真左のデザイン性のあるロンドンブーツがオススメです。美しいラストとスモーキーな色合わせがエレガントな印象をつくり出してくれます。ベルトもリバーシブルで使うことができ、裏側の革にはアリゲーターの革を使っています。
ダニエル・ウェーガン氏
写真右のガジアーノ&ガーリング定番モデル「オクスフォード」です。クラシックでシーンを選ばずスーツスタイルには美しい木型が映えます。革は写真右端革サンプルの「デコブラック」がオススメです。革の濃淡があることによって靴がより立体的に見えます。
――今期の新作について教えてください。
新作モデル「フレスコ」(写真)は今までのガジアーノ&ガーリングにはなかった非常に柔ら
かいローファーです。グッドイヤー製法ではなくセメント製法にすることによって「ガジアーノ&ガーリング」の木型がもたらすフィット感の良さはそのままに、返りがよくなり柔らかい履き心地を実現。また、ライニングにも柔
らかい革を採用してます。スーツスタイルだけではなくカジュアルな装いにも合わせられるモデルです。
ニュース・ベナベンテ氏によるカラーリングの実演も同時開催。ストアマネージャーであり、カラリストでもある彼女に染色へのこだわりを教えてもらいました。
ニュース・ベナベンテ氏
カラーリングに特に力を入れだしたのは4年前です。約15種類の色をベースにしてお客様との話し合いであらゆる色に仕上げていく。ハンドペイントだからこそ可能なこと。これからも「ガジアーノ&ガーリング」は靴の製作はもちろんのこと、カラーリングも大切にしていくこと、それをたくさんの方に知っていただきたいと思います。
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2022/05/20 更新