夏でも冬でも、フォーマルでもカジュアルでも。あらゆる場面・あらゆるスタイルに合わせて、もっと自由に扇子を持てるように。
現代では、主に“涼を取る道具”として用いられている扇子。しかしそのルーツをたどれば、“あおがなくても、持っていたいもの”としての歴史があります。
扇子のルーツは、短冊状の板を束ねた檜扇(ひおうぎ)です。日本独特の細く畳んだ形は、笏(しゃく)に見立てられることからハレの日の儀礼や神事などで用いられました。平安時代には貴族の正装の必需品に。品格を表す服飾品、また和歌をのせたコミュニケーションツールとなりました。時代とともに芸術品としても洗練され、伝統芸能や茶の湯の世界などとともに発展し、日本文化を象徴するアイテムとなったのです。
「バナナとイエロう」はこうした扇子文化の原点を見つめ直し、現代のライフスタイルにふさわしい、新しい扇子のありかたを発信していきます。
アートピースとして、自己表現ツールとして、そしてファッションアイテムとして。あなたの持ち物に、「バナナとイエロう」を加えてください。