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内田祐子 ふわはね絵本のお部屋
「乗り物の絵本」作者・訳者・画家名を読む意味

更新日: 2014.5.20

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春の風からふとした瞬間に夏のにおいを感じるようになりました。
立夏も過ぎ、暦の上では夏!

新緑が目にまぶしく、自然はまるで生きるエネルギーに溢れているようです。

我が家の末娘は、今一輪車に夢中。

どこに行くのも一輪車。

転びながら、ふらふらしながらバランスをとり、体で覚えているよう。

どんどん乗れるようになっていて、見ていて面白い。

こどもたちが最初に乗る乗り物はバギーでしょうか。
それから三輪車、コマ付自転車、そしてコマなし。一輪車・・・。
成長に合わせ、自分でコントロールしながら、乗り物を使うと自分では出せないスピード、景色、世界観。そんなところに魅了されていくのでしょうか。

絵本においても、特に男子には(笑)絶大な人気のある乗り物が主人公の絵本。
今月はふわはねehonでも「乗り物の絵本」をテーマにたくさんの絵本を読んでいます。

泣く子も黙る、いや、走る子も立ち止まる(笑)「乗り物の絵本」その力に驚き、魅力に迫りながら一緒に楽しんでいます。

今回ご紹介するのは、乗り物絵本と言えばこれ!というくらい有名なこちらの絵本。

「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」

幼いころ好きだった、見たことがあるという方も多いかもしれません。

長い間こどもたちに愛され、読み続けられたこの絵本は出版され50年以上経ち、累計135万部も売れているロングヒット絵本です。

小さな機関車ちゅうちゅうが、自由を求め線路から逃げ出し大騒動を起こします。

白黒の絵が、とても力強くそれでいて繊細で、スピード感にあふれ、ちゅうちゅうの気持ちまで
伝わるようです。

遊び心のある文字列のデザインも今なお斬新で、新鮮で本当に名作だなと思います。

こどもたちはちゅうちゅうの気持ちと自分を重ね、一緒にドキドキハラハラ冒険の旅に出かけていくことでしょう。

裏表紙を見ると、自分で読むなら小学校中級よりとあります。
小学校3.4年生が絵本?なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、小学生だからこそより深くより広く読み取れる楽しめることがあるのです。

小学生にもまだまだ絵本。読んであげてくださいね。

さて、今回この絵本を紹介するにあたり、とても嬉しく驚いたことがありました。

それはこの絵本の訳者が村岡花子さんだったということです。

知っている方はえ!!?そうなの?と思ってくださったかも知れません。

そう。朝のテレビ番組でも話題の村岡花子さんが、この「いたずらきかんしゃちゅちゅう」の訳者
だったのです。

普段絵本を読むときに、題名、作者、訳者、画家の名前をどうぞ読んでくださいと話しています。

それは読む人にその名前を潜在的に残し、いつかそのつながりを生かすために。

今回私にもそれが訪れました。
何回も何十回も読んでいた村岡花子という名前が、今繋がったのです。

それはより深くこの絵本への愛着であり、文書ひとつひとつを愛おしく思えた瞬間でした。

作家さんや画家さんの名前を読むことで、よりその絵本への、いえ他の本へと繋がり、広がり、
深まる。

その大切さを改めて感じた一冊でした。

<プロフィール>
内田 祐子 (うちだ ゆうこ)
ふわはねehon主宰  
子育てアドバイザー・絵本講師・ベビーシッター
手 遊びやわらべ歌を取り入れたオリジナルの絵本読み聞かせプログラムで、暮らしの歳時記を表現。「はじめて絵本」のクラスでは、絵本の読み方や選び方・楽し み方など、お子さんと絵本を楽しむコツを伝授!子育てアドバイザーの経験を生かし、各種子育てママのお悩み相談にも対応。吹田市在住 3年生と6年生姉妹の母。

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