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伊藤由香-小さな食憶-
6月30日は「水無月を食べる日」

更新日: 2014.6.30

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早いもので6月も最後。今年も半年が過ぎようとしています。梅雨が明けると7月の力強い太陽が照りつけ、蝉の鳴き声も聞こえてくることでしょう。こんにちは!野菜ソムリエの伊藤由香です。
本日、6月30日は「水無月を食べる日」と言われています。1年の折り返しにあたる日に「夏越の祓い(なごしのはらえ)」という行事が行われ、その時に和菓子の「水無月」を食べ、これまで半年分のケガレを祓い、残り半年間の無病息災を祈るとされているそうです。

「水無月」の三角の形は、暑気払いの氷を表し、重なる上の小豆は悪魔払いの意があり、暑さで体力が消耗する夏に、甘く食べやすい菓子でエネルギー補給をして厄祓いをしていたようです。

最近、糠漬けを復活いたしました。精米した後の糠を利用したくなったのが、きっかけです。ナス、人参、小松菜、オクラ、ラディッシュ、ズッキーニ...等漬けていますが、やはりキュウリの歯ごたえは良いものです。

ポリポリとしたリズミカルな音、さっぱりとした食味は、食欲のない時にでも、気付けば小皿の中は空っぽ。まさに現代の暑気払いとさえ感じます。むくみやだるさ解消を助けてくれるカリウムも含みますが、水分は可食部100g当たりで比較すると、何とスイカよりも多いのですよ!

店頭では直径10cmほどもある加賀太きゅうりも並んでいます。食してみると品種によって食味が違うことを発見でき、きゅうりレシピのレパートリーが増えることでしょう。生でいただくことの多い
きゅうりですが、加賀太きゅうりのほどよい固さを活かして煮物にしてみました。

加賀太きゅうりは皮をむき、縦半分に切って種を取り食べやすい大きさに切ります。出汁に塩、薄口しょうゆで調味し、加賀太きゅうりを入れます。沸騰したら弱火にし5分ほど煮ます。水溶き片栗粉でとろみをつけ、お好みでおろししょうがを加えれば完成です。優しい味わいの温かいきゅうりも、ぜひお試しください!

果物の水無月ならぬ、7月の暑さへのエネルギー補給には小さな恋人も一粒どうぞ。
サクランボの小さな小さな粒に「ぎゅっ」と詰まった愛情は、プチッと柄から外れ口の中に入れた途端に、はかないほどにはじけてしまいます。それでも、現代のエネルギー補給として見事に
バランスの良い果物のように思えるのです。
明日から7月です。残り半年、元気に過ごして参りましょう!

次回、7月14日(月)のブログでは、「夏の集いのごちそう準備」についてご提案いたします。
どうぞ、お楽しみに。

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<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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