イベント・コトコトレポート
兵庫県産の素材とアイデア料理を紹介する
コトコトイベントを開催!そして、あのご当地キャラクターも。
10月24日(金)には、兵庫五国・播磨より「姫路れんこん」をピックアップ。生産農家の方々によって丹精込めて手掘りされる姫路れんこんは、肌色が白く、小ぶりでコロンとした形、身のしまりが特徴。れんこんは、切り方や調理の仕方によって食味が変わる食材。その楽しさを知っていただきたいと今回は、三種類のお料理を披露してくださいました。
皮付きのれんこんを半月形に切って油で揚げた素揚げは、ほっこりとした素朴な味わい。皮付きのまますりおろし、つなぎは使わずお団子にしてゆっくりと揚げた、れんこんの揚げ団子。もちもちとした食感と素材の甘味が引き出されています。
三品目は、前菜やサラダにもできるれんこんの洋風マリネ。オリーブオイルにハリマ王にんにく、鷹の爪を加え油に香りを移し、れんこんとしいたけ、マッシュルームを炒めます。白ワイン、塩、コショウ、そしてケイパーの酢漬けをアクセントに。程よい酸味としゃきしゃきの歯ごたえが心地よい一品です。
10月28日(火)には、「摂津」よりJA兵庫六甲の小松菜を使ったパスタを紹介。アクがほとんどない小松菜は、お料理に使いやすいのもポイント。年中出回っていますが、旬は寒くなってから。冬の小松菜は甘みが増します。
小松菜は葉と軸に分け、軸は食べやすい大きさに切ります。葉は生のままオリーブオイルを加えミキサーにかけてペースト状に。パスタは試食で食べやすいようペンネを使います。ペンネが茹で上がる直前に小松菜の軸を入れさっと湯がきます。
フライパンにオリーブオイルとハリマ王にんにく、鷹の爪を加え香り立つまで炒めた後、パンチェッタを炒め、ペンネ、小松菜の軸とペーストを加え絡めます。パスタの茹で汁少々とこしょうで味を調えて仕上げます。
色鮮やかな葉の部分の香りとほろにがさ、軸のみずみずしさとしゃきしゃき感を味わえるパスタ。味付けはシンプルで、素材の美味しさを楽しめるようなオシャレなお料理です。素材の持ち味を知ることでお料理がもっと楽しく広がることが、伊藤先生の輝く瞳と笑顔から伝わってくるようなひとときでした。★伊藤由香-小さな食憶- 関連記事はこちら
兵庫県をはじめ、瀬戸内海に接する7県の食の魅力を紹介する「瀬戸内ブランドEXPO 2014」も同時期開催。ご当地キャラクターも来店し、イベントを盛り上げてくれました。
10月25日(土)には、地元兵庫のはばタン、すだちくん(徳島)、さぬどん(香川)、ちょるる(山口)が登場。こどもたちだけでなく大人も興味津々で、キャラクターを囲み、ハイタッチやツーショット撮影をするなど、思いがけない癒しのひとときを過ごしました。
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