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伊藤由香-小さな食憶-
芽吹き野菜で春を味わう

更新日: 2015/2/14

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ハッピーバレンタイン♡ ハートの気持ちだけでなく、日頃のありがとうをチョコレートやプレゼント、手づくりの品に想いを込めて届けられておられることでしょうか。素敵な一日をお過ごしのことと存じます。
こんにちは。野菜ソムリエの伊藤由香です。
早くも、早堀りの筍の収穫が始まったそうです。まだまだ高価で、私が口にできるのはしばらく後のこととなりそうですが、一報に春の訪れを感じました。

自然界では山の雪が解け始めると、一斉に芽もの野菜が顔を出し始めます。店頭では一足早く、フキノトウ、こごみ、たらの芽、うど、菜花にプチヴェールなど芽もの野菜や花芽野菜が並んでいます。

天ぷらでいただくと、ほろ苦さがたまらないフキノトウですが、天ぷら以外に煮物も春らしい一品。独特の苦味、香りの余韻を楽しめます。
湯葉とふきのとうの煮物
(1)ふきのとうを水洗いした後、さっと塩茹でをし水にさらす。水気を軽く絞る。
(2)出汁1カップに淡口醤油、みりん各小さじ2で味を調え湯葉と合わせてひと煮立ちする。

六甲山の麓でも野生のフキノトウを見つけたと、見せていただいたことがあります。蕾を開かせると美しい姿です。

こごみは、非常に食べやすく、さっと茹でただけでも、サクサクとした歯触りややさしいぬめりを楽しむことができます。「くるりん」としたシダの若芽の部分に和え衣がよく絡んでくれますから、食べやすく切ったこごみを、ごま和えや、白和えに加えた「春の和え物」はおすすめです。
こごみと春キャベツのごま和え
(1)こごみは、さっと塩ゆでし、食べやすい大きさに切る。春キャベツも茹で、水気を絞って食べやすい大きさに切る。
(2)練りごま大さじ1、砂糖、淡口しょうゆ、酢各小さじ1 粉かつお少々を合わせ、(1)を和える。

すっかり定着した花蕾野菜のひとつ、スティックセニョール。ここ最近、似た姿をした新しい野菜が目にとまります。
スティックセニョールは「ブロッコリー」と「カイラン(中国野菜)」から生まれた野菜です。他に島根県の「あすっこ」は、ブロッコリーと「ビタミン菜」から生まれました。また長崎県の「アレッタ」はブロッコリーと「ケール」から誕生した新顔野菜。共に花蕾、茎、葉と全て食べることができます。さっと茹でると緑が鮮やかになり、甘さが際立ちます。それぞれの風味、歯ざわりの違いを楽しむことをはじめ、オイルと塩コショウだけのシンプルな炒め物や中華風の炒め物も美味しいもの。

見た目は似ていますが、手に取って観察してみると葉に違いが見られ、それぞれの親をも連想!!菜の花をはじめブロッコリーから生まれた元気な新顔野菜たちの蕾パワーも味わってみてください。

春の山菜は多量でなくとも、ひとつ入るだけで「春が来たよ」と食卓が歌っています。
いよいよ春ですね!
まだ寒さ残る2月です。17日(火)親子セミナーにご参加くださいます皆さま、
何卒お気をつけてお出かけくださいませね。

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<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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