赤ちゃんの心の安定のために
【南田理恵の子育てサロン】


こんにちは。毎週水曜日午前中に中医学をつかってわらべうたに合わせた「スイナ式ベビーマッサージクラス」、午後からは「おやこサロン」で子育てに関する様々なテーマでお話させていただいております。
赤ちゃんの心の安定のために、どうしたらよいかについてお話します。


赤ちゃんは左抱きにしたほうがいい
なぜなら、抱っこしているママやパパの心臓の音が聞こえて心が休まるからです。
お腹にいるときから、ママの心臓の音を聞いて育っているから。
リズミカルな心音は赤ちゃんの心が安定します

赤ちゃんのあやしかたのコツ
赤ちゃんが泣くと慌てて、早いリズムでゆらしてしまいませんか。
これは逆効果です。
ママやパパの気持ちを読み取りますので、
まずはひと呼吸おいてから、
できるだけ「低くて長い音」で声をかけてあげながら、
桃太郎の桃が川を流れてくるような「どんぶらこ」リズムでゆっくりと、
羊水に浮かんでいる様子を再現するように、
ゆったりしたリズムで動きます
抱きぐせって?
赤ちゃんは眠い時に泣く。
と書いてある育児書も多いですが、
眠いのに眠れないときに泣くのです。
無理やりねかしつけるよりは、
眠りを妨げている要因を取り除くようにします。
1 部屋が明るすぎないか
2 周囲がうるさくないか
3 部屋の温度は暑すぎたり寒すぎたりしないか
4 おむつがぬれていないか
5 げっぷがたまっていないか
3ヵ月までの赤ちゃんは、泣いたらすぐに抱いて立ててあげましょう。
すぐに立てて抱いてあげると、げっぷが出て楽になります。
ママの精神安定は、子育ての上で大切です。
泣いている赤ちゃんを「抱っこしてあげたいな・・」
と思ったら自然に抱いてあげればよいのです。
それが「心の栄養」となるのです。
0歳の時には、
赤ちゃんに愛を伝えて人間愛を教えることが大切なのです。
赤ちゃんが泣いていたら、ママは赤ちゃんを放っておけず、
気になることと思います。
親も子も自然な気持ちにまかせて、
愛情をあげられたら、人を信じて愛することを知り、
すくすくと育つでしょう。
妊娠中から助産師とたくさんお話して、
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<プロフィール>
南田 理恵 (みなみだ りえ)
助産師・看護師
平成24年度 母子保健奨励賞 受賞
神戸市看護大学臨床教授・ママズケア代表
“ママと赤ちゃんのためのお手伝い”をキーワードに、産後ケアサポート「ママズケア」を設立。女性のライフサイクルを考え、従来の助産師の仕事から幅を広げた活動を展開。子育てママの身近な存在として悩み相談にも対応。各種セミナーや講演活動は国内外を問わず、幅広く活動中。
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