だっことおんぶで楽々♪家事のコツ
【南田理恵の子育てサロン】

赤ちゃん大好き♪助産師の南田理恵です。
芦屋と宝塚で、母乳育児相談とおっぱいマッサージの「助産所ママズケア」をしています。
西宮阪急では、毎週水曜日にベビーマッサージクラスとおやこサロン。
第2土曜日には、プレママカレッジとパパのベビーマッサージクラスをしています。
いろいろな相談を受けます。
「赤ちゃんが泣いてしまって家事ができない」
というのも、よく耳にするママたちの声です。
今回は、「抱っことおんぶで楽々家事のコツ」として、なんと、家事の時間を赤ちゃんをあやす時間にしてしまおうという提案です。
写真は、「抱っこしながらご飯を食べなくてはならないので、食べた気がしない」
というママにスリングを使ってもらいました。
やり方は、まずはスリングを肩にかけます。
赤ちゃんを前向きに抱っこしてから、お尻からそっとスリングで包むようにします。
脚は中であぐらをくむようにしています。
赤ちゃんは、脚が伸びているよりも、きゅっと狭く縮まっている方が心が安定するようです。
お腹の中を思い出すからかな。
スリングが難しいと思ってる方もいらっしゃるかと思いますが、簡単ですよ~。
着物と同じですね。ちょっとしたコツがわかれば、簡単に使えます。
西宮阪急では、専門のコンシェルジュによる相談会もありますし、スリングのアドバイスのできるスタッフもおりますので、お気軽にお声かけくださいね。
写真は、「北極しろくま堂」のおんぶひもの提案です。
普段は「構造化された抱っこひも(エルゴなど)」を使っている方です。家事をしようとすると、赤ちゃんが泣くので、泣かしたままか、料理の手をとめてお部屋とキッチンを行ったり来たりしてあやしながらなので、気持ちがしんどいとのこと。
何かしている時に、中断を繰りかえされると集中しにくいですよね。
おんぶしながらと思うのですが、こどもが嫌がるとのこと。
では、このおんぶひもはいかがでしょう。
慣れたら、簡単につけることができます。ママのしていることが見えるからか、赤ちゃんも嫌がらず、きょろきょろと周りを見回していました。
最初は、普段の抱っこひものクセで、ぶら下がっている状態でしたが、腰をしっかりと座らせ、脚を前に。自分でもママにしがみつく練習をしていけば、おんぶに赤ちゃんも協力してくれるので、とっても楽になりますよね。
先日の「おやこサロン」ではこのテーマでお話しており、ママ達にもお話してもらっています。こんなお話がでました。 時間を効率的につかいたい
寝ているとき以外にも家事をしたい
腱鞘炎で抱っこできない、おんぶをしたい
食事中に泣いてしまってご飯が食べれない
後追いが始まって家事ができない
日中はずっと抱っこしていて家事ができないので、深夜にしている
子育て中の三種の神器として、
1. 圧力鍋 2. 食器洗い機 3. 洗濯乾燥機
があると家事が楽になると思っています。料理は簡単に鍋ひとつでできるメニュー。
汚れた食器があるとストレスなので、少量でも食洗機で洗ってしまう。洗剤は、ポンといれるタイプで簡単。
お洗濯ものを干したり取り込んだりの余裕がないときは、どんどん乾燥機へ。くつ下は同じ柄にして、組み合わせる手間を少しでも省きます。
パパの家事で自分とやり方が違っても、細かいことを注意しないようにします。
たたみ方などは、育ってきた環境で違うので、ある程度がまん。パパにも家事を主体的にやってもらえるようにするには、褒めてあげて。
子育ても家事も仕事も、完璧は無理と思って、ストレスを感じないようにバランスよくできたらいいですね。

<プロフィール>
南田 理恵 (みなみだ りえ)
助産師・看護師
平成24年度 母子保健奨励賞 受賞
神戸市看護大学臨床教授・ママズケア代表
“ママと赤ちゃんのためのお手伝い”をキーワードに、産後ケアサポート「ママズケア」を設立。女性のライフサイクルを考え、従来の助産師の仕事から幅を広げた活動を展開。子育てママの身近な存在として悩み相談にも対応。各種セミナーや講演活動は国内外を問わず、幅広く活動中。
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