今日は何の日?6月13日は「みょうがの日」♪
【伊藤由香-小さな食憶-】
先月、高知県を訪れる機会がありました。夜に伺ったお店で目に入ってきたメニューは、みょうがの鰹味噌焼き、みょうがの酎ハイ。色々な食べ方ができるのねぇ~!と、美味しさに加え楽しさ再発見いたしました。
みょうがの独特の風味や食感。すべての特質が日本的だと表現されたものを目にした時、まさに!と深くうなづいたものです。食用みょうがの原産地は、アジア。日本原産とされる野菜のひとつです。
みょうがの持つ香り成分はαピネン。胃の働きを活発にし食欲をUPさせてくれたり、消化を助けてくれたり、血行を良くし体を温めてくれると期待されています。なに、なに?眠気も覚まして、頭をスッキリとさせてくれる?!とも。薬味で終わらせるにはもったいない食材です。
香り成分は揮発性なので、生でたっぷりといただくのがオススメ。これから迎える暑い夏、食欲がなくなった時にもぴったりの簡単な一品を。
みょうがと高菜漬けの豚ミンチ レタス包み
豚ミンチ肉 120g
みょうが 4本
高菜漬け 30g
しょうが 少々
A 薄口しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ1/2
レモン汁 大さじ2
レタス 適量
【1】みょうが、しょうがはみじん切りにする。高菜漬けはさっと水洗いし、水気を絞って刻んでおく。
【2】沸騰した湯で、豚ミンチを茹でざるにあげる。
【3】Aを合わせ【1】【2】を和え、レタスを添える。
レタスに包んでいただきます。
まさにみょうがは、和のハーブ。
夏野菜と漬けたみょうがのピクルスで、野菜たっぷりサンドウィッチを作ってみました。
みょうがとレタスのサンドウィッチ
みょうがのピクルス(水気をきったもの) 3個
きゅうり(薄切りにして塩もみし水気をきったもの)1本
レタス 6~8枚
クリームチーズ 適量
サンドウィッチ用のパン 2枚
【1】クッキングシートを広げ、その上にマヨネーズを薄くぬったパンを置く。
【2】レタスの半量をたたんでのせる。その上にみょうがのピクルス→クリームチーズ→きゅうり→残りのレタスをのせパンを重ねる。
【3】パンを手で押さえながら両端のクッキングシートを中央にもってきてでしっかりと包む。さらに上下ともしっかりと包み、クッキングシートごとナイフで半分にカットする。
断面が初夏らしいサンドウィッチの完成です。
さぁ、6月。みょうがの旬を迎えました。この夏は薬味だけではもったいない風味満載の「みょうが」をたっぷり楽しんでみませんか。
それでは、本日もどうぞ素敵な「いいみょうがの日」をお過ごしくださいませ!

<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。
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