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おしゃぶりについて
【南田理恵の子育てサロン】

更新日: 2017/7/4

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みなさん、こんにちは
助産所ママズケアの南田理恵です。
毎週水曜日に子育てコミュニティールームで
「推拿式ベビーマッサージクラス」や
乳幼児の子育てについて学ぶ「おやこサロン」をしております。

毎月200人くらいのママたちと会っていると、
いろいろなお話を伺います。


最近は、おしゃぶりについてのご質問が多いです。
こどもが泣いたときに泣き止ます手段として、
おしゃぶりを使われるママもいらっしゃいますよね。

小児歯科医の中には、指しゃぶりほどではないですが、
おしゃぶりを長く使うと、乳歯の噛み合わせに影響があると考える医師もいます。

胎児はお腹の中で指しゃぶりをしているので、
乳児の指しゃぶりは自然の行為で、
それに代わるおしゃぶりを好むことも当然ですね。

通常はそれほど長く使うことはなく、
言葉を話すようになると、自然に取れることが多いとも考えられています。

1.おしゃぶりの利点と欠点

利点としては精神的安定、簡単に泣き止む、静かになる、入眠がスムーズ、子育てのストレスが減るなどがあります。
一方、欠点としては習慣性となりやすく、長期間使用すると噛み合わせが悪くなる、こどもがどうして泣いているのかを考えないで使用する、あやすのが減る、ことば掛けが減る、ふれあいが減る、発語の機会が減るなどがあります。

5-6ヵ月以降の乳児は、なんでも口ヘもっていってしゃぶります。
これは目と手の協調運動を学んでいると同時に、
いろいろなものをしゃぶって形や味、性状を学習しているのです。

おしゃぶりを使っていると、手で掴んでも口ヘ持っていくことができず、このような学習の機会が減ってしまいます。親の働きかけに対する声出しや、自分からの声出しもできないとか、おしゃぶりは一度使用すると長時間にわたり使用する傾向があるので、発達に必要なこのような機会が減ってしまうのはよくないことです。

噛み合わせの異常は、2歳頃までに使用を中止すれぱ発育とともに改善されていきます。
ですので、おしゃぶりがよくないというのは、
乳臼歯が生え揃い、開咬や乳臼歯交差咬合などの噛み合わせの異常が存続しやすくなる、
2歳半から3歳過ぎになっても使っている場合といえるでしょう。

2.おしゃぶりを使う時の注意点

(1) 発語やことばを覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、いつも使わないようにする。
(2) おそくとも2歳半までに、使用を中止するようにする。
(3) おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなど、こどもとのふれあいを大切にして、こどもがして欲しいことや、したいことを満足させるように心がける。子育ての手抜きとし便利性からだけでおしゃぶりを使うことがないようにする。
(4) おしゃぶりだけでなく、指しゃぶりも習慣づけないようにするには、(3)の方法を行う。

なかなか忙しい毎日の中で、
泣いているこどもをあやす手段の一つとして、おしゃぶりがあると思います。
上手に使っていけたらよいですよね。

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<プロフィール>
南田 理恵 (みなみだ りえ)
助産師・看護師
平成24年度 母子保健奨励賞 受賞
神戸市看護大学臨床教授・ママズケア代表
“ママと赤ちゃんのためのお手伝い”をキーワードに、産後ケアサポート「ママズケア」を設立。女性のライフサイクルを考え、従来の助産師の仕事から幅を広げた活動を展開。子育てママの身近な存在として悩み相談にも対応。各種セミナーや講演活動は国内外を問わず、幅広く活動中。

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