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「しかるって?怒るって?」
【南田理恵の子育てサロン」

更新日: 2017/7/18

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みなさん、こんにちは
助産所ママズケアの南田です。
毎週水曜日の午前にベビーマッサージクラス、
午後からはおやこサロンとして、子育てに関する様々なことをテーマにお話をしております。
先日は、「しかるって?怒るって?」についてでした。
ご参加くださったのは、10組様でしたが、
みごとに、全員男の子のママでした。


ママ友に「カフェでお茶とケーキなんていかが?」
と誘われても、
男の子ママは「お蕎麦屋さんなら」
食べ終わると、椅子から降りたがり、
お店の中をはしりまわるこどもと、
ゆっくりできないのです。。

高いところに登りたがる
とびおりる
スイッチをおしたり蓋などを開けたり閉めたり繰りかえす
タイヤなど回るものに興味を示す

など、男の子は生まれながらに冒険家の子が多いですね。
「動き回る」「危ない!」「いってもきかない」
赤ちゃんだった我が子の変化に戸惑ってしまいますね。

参加されたママのお困りごととは。。。

8ヵ月  おんぶすると髪の毛をひっぱる
10ヵ月 物を投げる
10ヵ月 キッチンの床にねそべる 棚などを舐める
11ヵ月 つかまり立ち テレビをいたずらする 怒られるのが楽しそう
11ヵ月  トースターの扉を開け閉めする
1歳1ヵ月 好き嫌いがある
1歳1ヵ月 食事を嫌がることがある ママの腕にかみつく
1歳1ヵ月 授乳遊び飲み かんでくるので「痛い」というとニヤッと笑う
1歳1ヵ月 食事中椅子の上にたちあがる
1歳2ヵ月 好きなものばかり食べる


赤ちゃんだから仕方ないのか、そろそろ注意しないといけないのか。。
悩むところですね。
私は高校生と大学生のふたりの息子がいるので、
↑のようなことは、
「かわいいじゃない。テレビのリモコンいじって困ってるなんて。思春期になったら、テレビをけっとばしたり、冷蔵庫にパンチしたり、いろいろあるかもよ~」
なんて思ったりしてしまうのだけれど。

大人だけの自分たちの思うようにできた生活から、
こどもも生活に加わると、
生活を思い通りにコントロールできなくなります。
でも、世の中の道徳や文化の中で生きていくには、
集団のルールがあるので、
これを教えないといけないところから、
しつけが必要になってくるんですよね。


生活は文化ですから、
例えば、ドイツに住んでいるときは「活発すぎる」と評価され、イタリアに引っ越したら、「おとなしい子」と評価された子がいます。

しかる=こどもに良い方法を教えてあげること
怒る=自分の気持ちを相手にぶつけること

テレビをいじっていたら、
「こら!やめなさい!」
とイライラした声で言うのが怒るとしたら、
「そうしたい気持ちはわかるけど、そんなことしたら、テレビがみれなくなっちゃうわよ」
と冷静に、まずは気持ちを受け入れた後、なぜいけないのか、どうしたらよいのを教示します。。。

といっても、
しかる=「冷静に教示」なんて難しいですよね。
親の気持ちが、満たされて落ち着いていたらよいのですが、
寝不足だったり、疲れていたら、
怒ってしまいそう。。。

どうしたらいいのでしょうか。
いらっとした場面では、
まずは、
命の危険のないことか判断します。
もし危ないなら感情的になっても、回避するべきです。
手をつなぎたがらず、車通りのある道を歩きたがったら、
強く言っても手をつなぎます。

親が気をつけていれば、危ないことではないならば、
こどものやりたい気持ちを大切に、そこそこ満足するまでやらせて、
満足したかな。。という時点で、やめるように促します。

ただ、噛んだり、重たいものを投げるなど、
くせになると、集団の時に困ることは、

・親の身体を噛まれそうになったら、噛めないようにガード
・重いものを投げるなら、こどもが持てる重たいモノは置かない
・テレビのリモコンが目につかないように隠す

親の側で回避できることはします。

また、スキンシップもよいです。
「愛着」がしっかりできれば、しつけもとおりやすいです。
キッズマッサージをおすすめします。
上むきに寝かせる必要はないので、
服の上からでも、おすわりしたままでも、
ゆっくりと、手のひらをたっぷりと身体につけて、
なでてあげてくださいね。

コントロールできないイライラがわいてきたときは、
その原因となることから遠ざかることです。
こどもの安全が確保されるならば、
違う部屋にいって、気持ちを落ち着かせるとよいです。

こどもの自我の芽生えをつぶさないように、
でも、社会の中で生活できるように、
「しかる」ことも必要なのですね。

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<プロフィール>
南田 理恵 (みなみだ りえ)
助産師・看護師
平成24年度 母子保健奨励賞 受賞
神戸市看護大学臨床教授・ママズケア代表
“ママと赤ちゃんのためのお手伝い”をキーワードに、産後ケアサポート「ママズケア」を設立。女性のライフサイクルを考え、従来の助産師の仕事から幅を広げた活動を展開。子育てママの身近な存在として悩み相談にも対応。各種セミナーや講演活動は国内外を問わず、幅広く活動中。

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