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初秋の味覚 いちじく
【伊藤由香-小さな食憶-】

更新日: 2017/9/4

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さぁ、9月。新学期もスタート。窓から入る風が変わり、爽やかな朝を迎えられるようになりました。


9月6日(水)~9月12日(火)の期間中、食料品売場では初秋の味覚の紹介を予定されているそうです。夏から収穫される品種もありますが、初秋から秋にかけての味覚のひとつ 「いちじく」。

いちじくの栽培は紀元前2000年以上とも言われ、栽培果樹としてはぶどうとともに最も古いと言われています。古代エジブトの壁画などにも、いちじくとぶどうが登場しているのだそうです。

JA兵庫六甲こだわり野菜の会 島中さんが作っておられる西洋いちじくです。何と愛らしい姿、色、形なのでしょう♪目を奪われました。「一番小さい黒から紅茶と一緒に」と島中さん。有名シェフに喜ばれる野菜を作られておられる島中さんならではの、思いもつかなかった意外な組み合わせに期待いっぱい。丁寧に淹れた紅茶と合わせて、それぞれの違いある味を贅沢に楽しませていただきました。

口にする機会が多いのは「桝井ドーフィン」でしょうか。日本でのいちじくの生産の、8割を占めると言われている品種です。広島県の苗業者でいらした桝井さんが、いちじくの苗木をアメリカから持ち帰り、兵庫県川西市で新しい品種の栽培に成功。これが日本の「桝井ドーフィン」の誕生です。

つぶつぶとしたもの、これがいちじくの花、「小花」です。そのまわりは花托。果実の中に花をつけ、花が外から見えないので、花なしで実る果物として「無花果」と書かれるようになった由来です。「このいちじくのつぶつぶ、一体いくつあるでしょうか?」と、野菜ソムリエのお仲間から出題されたクイズに大盛り上がりした帰宅後、知らなかったのに自慢げに娘に出題した私です。

樹木に近づくとふんわり、葉からもいちじくの香りが漂います。日本初、「桝井ドーフィン」誕生の地、川西で転校以降育った私ですが、いちじくに魅了されたのは大人になってからのこと。

初秋の甘みある果物に少し塩気のきいたチーズやナッツ類は、手軽な赤ワインのおつまみにピッタリ。
そう!いちじくもこの組み合わせで大好きになりました。

いちじくは豊富な食物繊維に加え、コレステロールを体外に出す働きや、たんぱく質分解酵素のフィシンが消化を助けるとも言われています。二日酔いの予防にも期待されていますが、ついついワインがすすんでしまう私のコメントは控えています。

暑さが落ち着く初秋。きりっと冷えた白ワインよりも、ゆっくり楽しむ赤ワインとともに食べたい、いちじくサラダです。

いちじくサラダ

小鍋にブルーチーズ、牛乳を入れてチーズが溶けるまで温めます。リーフ類は冷水でパリッとさせよく水気を切った後、食べやすい大きさに手でやさしくちぎります。皮付きのまま切ったいちじくをお皿に並べ、リーフを散らしブルーチーズのソースをかければ完成。あれば、ピスタチオを砕いたもの、バケットを添えます。

早朝、いちじくの状態を見ながら収穫された朝採り・完熟いちじく。日持ちはしませんが、いちじくの一番の美味しい状態が手に入るだなんて、有り難いことです。初秋の味覚のひとつ、いちじくも楽しまなくては!

・・・
次回の親子セミナーは9月19日(火)。本日9月4日(月)から申し込み受付です!「初秋の野菜であと一品おかず」と題し、初秋の野菜を楽しみたいなと思っております。
10月4日(水)キッチンステージでは、JA兵庫六甲こだわり野菜の会の生産者の皆さまと、旬野菜のご紹介を予定しております。

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<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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