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とろ~り里芋でまんまるお月さま
【伊藤由香-小さな食憶-】

更新日: 2017/10/2

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あるかな、と見渡しながら通る道。
昔は近くの空き地など、身近に生えていたように感じていたススキですが、毎年探し回っています。


10月4日は中秋の名月。

イモ類の収穫に感謝することから芋名月。良い時間にお月さまの見える場所・・・がないのが残念な我が家ですが、お供えは毎年、探し回るススキと里芋や里芋料理です。

今回は、よく作る里芋の白みそ煮のご紹介です。

使う子芋はごくごく薄く皮をむきます。里芋の皮の風味を残すようなつもりで。
子芋は皮が薄いので、スプーンの柄やアルミホイルでごしごしこするだけでむくのも◎

皮をむいた子芋がかぶるくらいの出汁を入れ、小鍋で5分ほど煮ます。白みそ40gをボウルに入れて、煮ている子芋の煮汁を取り白みそをよく溶かします。鍋に加えてさらに7分程、時折鍋をゆすって煮汁がトロンとしてくるまで煮たら完成です。

形よく仕上げたい時の六方むき

里芋の上下を真っすぐに切り落とし、まず、切り落とした上から見て対象になるよう前後をむきます。次にその横の面を前後とむいた後、上から見て六角になるように最後の面を前後とむきます。

濡れているとぬめりも出てきてむきにくく、場合によってはかゆくなることもあるので、芋同士をこすり洗いして土を落とした後は、キッチンペーパーでよく水気をふき取り、少し乾かしてからむくのがベターです。

白く仕上げたい時やぬめりが邪魔をする時
の下茹でには・・・

料理によってはお米のとぎ汁で下ゆでをして、ぬめりやアクをほどよく取ったり、デンプンの粒子が表面を覆ってくれることから、白く仕上げたい時にはこのような方法もあります。

今回は、ぬめりがトロミになり、その「ぬめり」を含み美味しさだと私は感じているので、下茹で不要の白みそ煮です。

さて、仕上げは器に盛り付け、とろんと煮詰まった白みそをかけます。あれば青ゆずを削り、蓋を開けた時にふわっと鼻をこそばすような香りも楽しみに、蓋を閉じました。

十五夜の翌日は、十五夜よりもためらって顔を出すから十六夜(いざよい)。そして立待月(たちまちづき)に、座って待つように月の出が変わる居待月(いまちづき)。月の出の時刻が変わるのと合わせた呼び名も、興味深いものです。

さぁ、今年のまんまるお月様は顔を出してくれるでしょうか。

・・・
10月4日(水)はキッチンステージにて、JA兵庫六甲こだわり野菜の会生産者の方々と、サツマイモをご紹介します。
魅惑的な色をしたサツマイモ、登場予定ですので、ぜひお立ち寄りくださいませ。

親子セミナーは10月31日(火)。テーマは「栗」を予定しています。

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<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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