『噛める』温か焼きサラダ☆
冬野菜の滋味を噛みしめて♪
【平井美穂 大人とこどものからだと栄養】

皆さん、よく噛んでお食事はなさっておられますか?
よく噛まなくても柔らかく、美味しい加工食品が世間には溢れ、
時間に追われて、流し込むように食事を終えてしまうこともある昨今。
噛むことの大切さを今一度見直しましょう!
その健康効果は<卑弥呼の歯がイーゼ>でわかりやすく説明されます。
ひ)肥満防止(食べ過ぎ防止、ストレス解消)
み)味覚を発達させる
こ)言葉の発音をはっきりさせる
の)脳を発達させる(血流の改善、脳神経に刺激を与える)
は)歯の病気を予防する(唾液による虫歯や歯周病の予防)
が)がん予防(唾液の抗菌・抗がん作用)
い)胃腸の働きを促進する(消化吸収を良くする)
ぜ)全身の体力向上(顎、歯並び、運動能力の向上)
噛むことが全身の発達や健康につながるとは驚きですね

<食事の時間は大切に><ゆっくりとよく噛んで食べる>ことを習慣づけたいものです

楽しめる<焼きサラダ>をご紹介します

忙しい時やパーティーに、冷蔵庫にある野菜を切って焼くだけの簡単なおすすめレシピです

【鶏肉と冬野菜の焼きサラダ】
調理時間: 約20分
材料(2人前)
●鶏もも肉 1枚 ●塩こうじ 大1 ●ローズマリー(乾燥)少々
●かぼちゃ 薄切り4切れ ●ごぼう 乱切り1/4本分 ●さつま芋(小)1cm幅の輪切り1本分
●かぶ くし切り1/2個分 ●れんこん 1cmの輪切り2切れ ●ゆでブロッコリー 4片 ●しめじ 適量 ●プチトマト 4個 ●クレイジーソルト(ハーブ入り岩塩)少々 ●粉末ガーリック 適宜
作り方
〔1〕鶏もも肉は皮つきのまま脂肪は取り除き、10等分に切ります。
ビニール袋に入れて塩こうじ・ローズマリーを加えてもみ込み、空気を抜いて口を縛り、
しばらく置いて下味をつけます。
〔2〕耐熱容器にかぼちゃ・ごぼう・さつま芋・かぶ・れんこんを入れて、電子レンジで約5分、
野菜に串が通るほど柔らかくなるまで加熱します。
〔3〕オーブン皿にオーブンシートを敷き、〔1〕の鶏肉を広げて200℃のオーブンで5分加熱します。
〔4〕鶏肉の表裏を返し、〔2〕の野菜を加えて広げ、220℃のオーブンで5分加熱します。
〔5〕ブロッコリー・トマト・しめじを加え、ハーブ入り岩塩やお好みで風味づけに粉末ガーリック
などを野菜に振りかけ、220℃のオーブンで3分ほど焼き、全体に美味しそうな焼き色がつけ
ば完成です。
肉や魚の切り身に<塩こうじ>をまぶしつけて下味をつけると、食材が柔らかくなり優しい塩味が楽しめますよ 塩こうじは焦げやすいので、オーブン調理が向いています
旬の野菜の美味しさや栄養が丸ごといただける一品、
ぜひ、皆さまも一度お試しくださいね★平井美穂 大人とこどものからだと栄養 関連記事はこちら
平井 美穂 (ひらい みほ)
管理栄養士・食物栄養学修士・調理師
兵庫栄養調理製菓専門学校 栄養士科講師
NPO関西ウエルネス研究所理事
平井外科胃腸科クリニック(神戸市東灘区岡本)、その他透析病院等を含め医療機関にて栄養指導を行う。百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案など、乳幼児から高齢者までを対象に幅広い年齢層に対し、食と健康に関する講演会や料理講習会を行う。
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