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新春「餅」は餅でも「大根餅」
【伊藤由香-小さな食憶-】

更新日: 2018/1/3

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素晴らしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
明けましておめでとうございます。


本年の抱負を強く思いながら、心静かに抹茶を点てる・・・
とは程遠く、「花びら餅」をいただくためが本心(^^)/
本年も野菜果物の作り手から作り手へ伝わる優しさを繋ぎながら、魅力溢れる野菜果物を楽しむ場を皆さまと共につくれるよう励んでまいります。

1月7日、春の七草も数日後。お正月に食べ過ぎた胃腸を調え、無病息災を願っての七草のひとつで「すずしろ」と言われ、消化酵素のジアスターゼが豊富。時には焼き餅と一緒に食べたりする野菜、それな~んだ?

それは大根!特に消化酵素は下部の方が多く含まれます。熱には弱いので、意識される時は大根おろしやサラダなど生食で食べるのがオススメ。またビタミンCは、皮や皮の近くが多く含まれます。こちらも熱には弱いですが、今回はその煮汁も皮も全て使います。そのため水分の多い中間部を使うと、作りやすいかと思います。お正月で使った焼き豚やハムなど加え、お手軽で大根の優しい味をじんわり感じる大根餅のご紹介です。

【材料】
大根 200g + 熱湯100㏄
米粉 130g + 水 100㏄
(上新粉、白玉粉を使う時は状態を見て水分足してください)
焼き豚 50g
塩   ひとつまみ強

【作り方】
大根は皮付きのまません切りにします。
熱湯100㏄に入れ、大根、塩ひとつまみを加え、鍋の蓋をして5分蒸し煮にします。
焼き豚は粗みじん切りにします。
(その他青ネギや雑魚、生姜、ごま、戻し時間があれば干ししいたけ、干し海老、干し貝柱など戻したものなど加えると、味わいが深くなります。)

米粉130gに水100㏄加えまぜ、ドロッとした状態になれば焼き豚など加え混ぜ、大根を煮汁ごと入れて混ぜます。

水分が多いと大根が沈むことがあるので、その時は鍋に戻し入れ、ゆっくり加熱しながらヘラからボトンと落ちる位までの固さまで温めると良いです。
クッキングシートを敷いた耐熱容器に生地を入れて、40分~50分蒸します。

冷めたほうが切りやすいので、事前に作って型から出し、ラップに包んで一晩冷蔵庫に入れるのも◎。左は焼き豚、青ネギ、じゃこ。右はハム、しょうがを入れたもの。

好みの大きさに切って、油を熱したフライパンで両面焼けば完成です。

そのままでも、酢醤油やからし醤油を添えても「もっちり」「カリッ」と、かすかに大根を感じた優しい味わい。ちょっと小腹がすいた時の、おやつとしても良いかもしれません。

中国では旧正月に大根餅を食べる風習があるようです。伝来古き「大根」パワーで胃腸すっきり、今年一年の皆さまの健康をお祈りいたします。



1月16日(火)の親子セミナーは、白ネギをテーマにしております。寒さ厳しい時ですが、ほっこりメニューとともにお待ちしております。

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<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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