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品種の多さにびっくり!「かんきつ類」
【伊藤由香-小さな食憶-】

更新日: 2018/2/19

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花屋さんに並んでいた小さな蕾のミモザ。


自宅に帰り花瓶に入れてみたら、ちょうど部屋に漂うてんたん(文旦)の香りとレモンイエローの明るい色と重なり、家の中にまるで小さな春がやってきた気分です。

今年も、どれにしようかと悩むほどに、店頭に多くの品種のかんきつ類が並んでいます。

かんきつ類はミカン科の常緑果樹です。原産地はインドの東北部だと言われています。その後アジアやヨーロッパへと広がり、新たな品種が生まれたものもあり、ミカン科の植物は約900種もあるそうです。

大きな大きな黄色の果皮の晩白柚は、迫力ある姿にひと房の食べごたえも魅力。プリップリの果実にすっきりとした後味が癖になるてんたん(文旦)紅八朔など皮がしっかりとしているものは、ナイフや皮むきグッズを使うと便利です。

日向夏はりんごのように外側の黄色の果皮だけを薄く剥き、白いワタごといただくのがオススメ。せとかはるみ国産オレンジ甘平などは皮は手でも剥けますが、果肉ぎっしり果汁たっぷりですから、皮付きのままナイフでスマイルカットが最もジューシーにいただけますでしょうか。

てっぺんの盛り上がりが特徴のかんきつ。品種名は「不知火(しらぬい)」で、清見タンゴールとポンカンを掛け合わせて誕生したもの。現在、日本で唯一、全国統一糖酸品質基準のある果実で、糖度13度以上、クエン酸0.1%以下であること、団体加盟の生産者のみが商標登録名で出荷しています。
不知火は手で皮が剥け、じょうのう膜(薄皮)が大変薄いので皮ごと食べられるのも嬉しい、これからがまさに旬の盛りのかんきつです。

さて、画像は鹿児島県のオリジナル品種で、不知火から偶然枝変わりとして発見されたもの。果皮、果肉に赤味があるのが魅力の「紅不知火」です。その名は「大将季(だいまさき)」。生産者の息子さんから取られた名前だそうですよ。鹿児島のかんきつを代表するものになるよう、産地の皆さまが大切に育てておられるそうです。今年は明治維新150周年。まだレアな鹿児島生まれのかんきつもぜひ召し上がってみてくださいね。

さて、もう一つ香川県小豆島産のスイートスプリング。みかんと八朔の良いとこどりで生まれた、爽やかな甘さのある品種です。外側の皮は少し硬いのでナイフや皮むきグッズを使うと良いですが、薄皮は気にならない程度で食べることができます。

まだ娘が小さく薄皮が食べづらい時は、果肉のみ取り出して保存し、いつでも食べられるようにしていました。外果皮の上下を果肉の顔を出す位に落とし、次に同じように果肉の顔を見ながら、カーブに沿ってナイフを入れて外側の皮を落としていきます。果肉にV字でナイフを入れる、または手前片方の薄皮にナイフを入れて外側にナイフの刃を傾けて薄皮から果肉をはがすと、より無駄なく果肉を取れるます(カルチェ剥き)ので、良ければお試しください。

ご紹介しきれない品種がまだまだ盛りだくさんに並ぶ、西宮阪急のかんきつ類。例えばひとつの色でも濃淡のグラデーションがあるように幅広い酸味と甘味、そのバランスは品種それぞれ奥深いものがあります。この機会にぜひ、お好みのかんきつを見つけてみては(^^♪そして剥き終わった後、食べ終わった後に手に残る、心地よいアロマのおまけを香ることもお忘れなく。 


この度も親子セミナーにご参加くださいまして、ありがとうございました。ワイワイガヤガヤ、時にはえ~んと泣き声も響く中でも、野菜果物の素材の魅力を楽しんで体感いただけるような時間を、皆さまと一緒に作らせていただいております。はじめましての方もぜひお気軽に、お申込みいただければと存じます。

今後の予定
来月の親子セミナーは、3月12日(月)を予定しています。またお目にかかれますことを、楽しみにしております!!4月は12日(木)・24日(火)を予定しています。

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<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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