ムシ歯になりにくい<おやつ>のヒント♪
【平井美穂 大人とこどものからだと栄養】

皆様、お元気ですか? 管理栄養士の平井です


ムシ歯の心配は尽きません

ムシ歯は、糖がいつまでも歯に付着することから、ムシ歯菌の酸に溶かされて発症する症状。
私のように甘いお菓子をよく食べる人は、歯磨きをしても唾液中に糖が含まれているので、ムシ歯になりやすいのでしょうね~
食べたら速やかに歯磨きをするのが一番ですが、(甘くない)&(歯にくっつきにくい)おやつを選ぶのも一法です
栄養士的には、間食で食事では摂りにくい新鮮なフルーツやヨーグルトなど、牛乳や乳製品、乳酸菌などを摂り、栄養バランスと整腸作用を高めることをおすすめしたいところです
フルーツやヨーグルトは、冷蔵庫に常備なさっておくと良いですね。
歯にくっつきにくいおやつとしては、小さなおにぎりとかお焼き、具だくさんの汁物やサラダなどの軽食もおすすめです
食物繊維の多い食材は、歯や顎を充分に動かしてよく噛むので、食べかすが歯に付着しにくく、歯の表面を清潔に保つことができます。
よく噛む事で、歯肉の血行をよくすることも期待されます。
新キャベツが美味しくなる季節、桜エビやちりめんじゃこ、チーズを混ぜて「カルシウムたっぷりのお焼き」なんていかがですか?
カルシウムは、ご存じの通り丈夫な歯を作る栄養素。不足すると歯が弱くなり、ムシ歯の発症も多くなります。
特に成長期のお子様や妊娠中の方は、充分な摂取を心がけましょう。
私も大好物の富澤商店さんの『アーモンドカル』、おすすめです!。
国産煮干しをゴマでからめ、香ばしいアーモンドと合せています。
「TOMIZ(富澤商店)」富澤のスナック アーモンドカル(60g/1袋)398円、(170g/1袋)767円
◎2階 メゾン サントノレ
その他、食後のお口の中の環境をムシ歯予防にしてくれるものとしては、キシリトールや緑茶、歯磨き粉に含まれるフッ素などがあります。
<キシリトール>は甘味があるのにムシ歯菌に利用されにくい性質で、逆に虫歯菌の活性を弱めてくれる作用があります
<緑茶>に含まれるカテキンには抗菌作用があり、ムシ歯の増殖を抑えてくれます。
<フッ素>は、ムシ歯菌の出す酸に対する歯の抵抗力を高め、ムシ歯によって傷ついた歯の修復をする作用があります
お互いムシ歯に気をつけながら美味しいものをイッパイ
楽しみましょうね!
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平井 美穂 (ひらい みほ)
管理栄養士・食物栄養学修士・調理師
兵庫栄養調理製菓専門学校 栄養士科講師
NPO関西ウエルネス研究所理事
平井外科胃腸科クリニック(神戸市東灘区岡本)、その他透析病院等を含め医療機関にて栄養指導を行う。百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案など、乳幼児から高齢者までを対象に幅広い年齢層に対し、食と健康に関する講演会や料理講習会を行う。
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