にしのみやぐらしブログ

TOP > にしのみやぐらしブログ > 桜吹雪と共に召しませ「菜花」 【伊藤由香-小さな食憶-】

桜吹雪と共に召しませ「菜花」
【伊藤由香-小さな食憶-】

更新日: 2018/4/2

  •  
  •   mixiチェック
4月の始まりは、桜吹雪の舞い心奪われております。
そして、店頭では菜花を見つけては喜んでおります。
いろいろな「菜花」も出ていて楽しい季節。
黒キャベツ、小松菜の菜花があまりにも美しくブーケみたいだね、と思わずリボンで束ねたものです。

芽キャベツの菜花はこんな風に割れて芽吹くのかと、こちらも真剣に観察しました。

「菜花」と「菜の花」って違うの?
黄色い花を咲かせるアブラナ科の野菜を総称が「菜花」です。アブラナ科の野菜と言えば小松菜、水菜、白菜、青梗菜、大根などなど。

開花する前の蕾や葉、茎を摘み取ったものになります。では、1月頃から見かける、あの「菜の花」と何か違いがあるのか…。「菜の花」と言われてているものは西洋アブラナのやわらかな穂先を摘み取ったものです。現在はちりめん白菜から分離した系統が多いそうです。切り花の菜の花を品種改良し苦さもマイルド、茎も葉も柔らかなものが多いように感じます。

過日、高知県に伺った際に見つけた菜花の一つ、ノラボウ菜。もともとは菜種油を採取するために古くから栽培されていたそうです。初めて口にしましたが、想像とは反し、癖も苦さもないものでした。もう一つ。圃場で見つけた水菜の菜花です。摘ませていただき口にしてみると、こちらはほんのりピリッ、水菜の香り。

菜花と言えども、それぞれに、それぞれの個性がキラッと光り、芽吹くエネルギーをいっぱいに感じることができるのが魅力です。そして、カロテン、ビタミンC、カルシウムに葉酸と抜群の栄養素も嬉しい野菜のため、見つけるとついつい手に取ってしまうのも理由のひとつ。

今年は早くも桜の舞いを楽しむ頃となりましたが、春は新たな始まりの季節。心地よい日差しに誘われて、春の集いは尽きないもの。過日に一品用意したものです。

菜の花の昆布締め

菜花さっと塩ゆでにします。水にさらさず、おかあげにして冷ます方が、風味が残りオススメです。(固さを感じたり、風味を強く感じるものは気持ち長く茹で、水にさらすと良いですよ。)

酒を含ませたペーパーで昆布の表面をふいて、ラップを広げた上に昆布を置きます。軽く水気を絞った菜花を並べ、昆布を置き、さらに上に菜花、昆布を置いてしっかりとラップで包むだけ。3時間以上は置いていただきます。

昆布に包んだ状態で冷蔵庫で5日ほど保存可能なので、たくさん手に入った時にも嬉しい手軽な一品。

召しませ菜花。それぞれの個性をぜひこの時期に楽しみませんか。


4月12日(木)の親子セミナーのテーマは、「バナナ」を予定しております。
以降の予定は4月24日(火)、5月14日(月)、5月23日(水)です。
お目もじ、楽しみにいたしております♪

伊藤由香-小さな食憶- 関連記事はこちら


<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

新しい記事へ

最新記事へ

過去の記事へ

  • ※表示価格は消費税を含んだ税込価格です。商品売り切れの節は、ご容赦くださいませ。
  • ※記事に掲載されたイベント情報や商品は、掲載中または掲載後に売り切れ・価格変更・終了する場合がございますのでご了承ください。