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楽しく食べて偏食を克服するコツ☆
~話題の保育園の工夫から~
【平井美穂 こどものからだと栄養】

更新日: 2019/6/8

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子どもの偏食(好き嫌い)で悩む親御さんは多いですね。
野菜を食べない、魚を嫌がる・・・大切な我が子の健康や将来を考えると心配になるのも無理はありません。

最近の子どもの偏食の多さは、乳幼児施設でも頭を悩ませる問題です。
3世代同居が多かった時代には、親が忙しくてもおじいちゃんやおばあちゃんが気長に子どもの偏食や苦手に寄り添い、克服する機会を与えてくれていたのかも知れないな、なんて想像したりします。味覚が未熟で、体験の少ない子どもにとっては、苦手が多くて当たり前なんです

そんなこどもの偏食がなくなる!と話題の保育園が東京にあります。
その保育園は、こどもに余計なストレスは与えず、こども特有の自主性や好奇心、自尊心を上手く尊重して成長を促し、苦手を克服させるという取組みをしている園でした。

昼食の風景はさながら社員食堂で昼食をとるサラリーマン(笑)
自分でお皿をとっていき、どうしても苦手なものは栄養士さんにお願いして減らしてもらったり、お皿を取らなくてもOK
無理強いしても余計苦手になるとの考えからです。
苦手でも自分が食べると決めてとった量は必ず食べ切るのがこども流。周りの様子を見て考え、自分が決めたら守るのがこどもなんですね。大人が思うより律儀で意志が強いのです!
初めて苦手なものをトライする時も千切りの「1本から」。多くのストレスを多く与えず、小さな喜びから次のチャレンジにつなげます

大人は、何を苦手としているのかをしっかり観察して分析し、対策を考えます。
キャベツでも根元の厚い部分なのか葉先なのか、刻み方や火の通し方、味付けによっては食べられるのか。活動量やお腹の空き具合、睡眠不足や一緒に食べる友達との人間関係や食具の使い勝手に至るまで原因を考え作戦を練ります

また、モリモリ食べる子と一緒に食べさせたり、年上や年下のクラスに留学させて精神的な成長を促し、新たな挑戦や気づきに繋げます。こどもに負のストレスをかけるのではなく、優しくこどもに寄り添い、成長できる環境を整えます

ご家庭でもまずは大人が美味しそうに食べてみせ、苦手な食材もより美味しい素材を選んでみてください
お友達と食べたり、公園やお庭で場所を変えて食べるのも気分が変わっていいですね
楽しい美味しい経験を積み重ねることにより喜びや自信が積み重なり、苦手でも克服しようとするチャレンジ精神が養われるのでしょう。

人生初の教育は<食育>から。話題の保育園が出している本もあります。
親子で食を通じて楽しい時間をお過ごし頂きたいと願います

〈プロフィール〉
平井 美穂(ひらい みほ)
管理栄養士・食物栄養学修士・調理師
兵庫栄養調理製菓専門学校 栄養士科講師
NPO関西ウエルネス研究所理事
平井外科胃腸科クリニック(神戸市東灘区岡本)、その他透析病院等を含め医療機関にて栄養指導を行う。百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案など、乳幼児から高齢者までを対象に幅広い年齢層に対し、食と健康に関する講演会や料理講習会を行う。

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