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乳幼児の夏~水分補給と暑さ対策☆
【平井美穂 こどものからだと栄養】

更新日: 2019/8/12

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エネルギーの塊のように元気いっぱいな小さなお子様も暑い時期は疲れやすく体調も崩しやすいもの 水分補給や暑さ対策を心がけて、親子で健やかに楽しい夏を過ごしましょう

小さなお子様は、皮膚や内臓機能、免疫力や持久力もまだまだ弱くて未熟です。それに、体温が高く、汗もたくさんかくので水分やミネラルの補給、服装や寝具の調節には大人以上に心がけが必要です。皮膚が薄くて弱いのであせもや虫刺されにも注意して清潔を保ちましょう。胃腸も弱いので食べ物が傷みやすいこの時期、不安な食材は与えないよう注意してください

乳幼児に与える水分は、生後3ケ月頃までは乳だけで十分ですが、離乳食が始まり、外出もするようになると乳以外の水分も与えるようにしてください。オススメは、砂糖やカフェインを含まない白湯や麦茶、1日に1回程度の果汁はビタミン補給にもなり良いでしょう
大人が飲む濃さは小さなお子様の腎臓や身体に負担をかけますので白湯で薄めて与えましょう。

カフェインは珈琲や紅茶、エナジードリンクなどに多く含まれますが、緑茶にも含まれます。玉露や抹茶は珈琲よりはるかに多くのカフェインを含みます。
カフェインの摂りすぎは、覚醒作用から寝つきが悪くなったり、血管を収縮させて全身に栄養や酸素がいきわたりにくくなったり、心筋の収縮をさせることで不整脈を起こしたり、利尿作用から頻尿になったりします。だから妊産婦さんや小さなお子様は控えた方が良いのですね カフェイン摂取量の上限目安は、大人300㎎ 妊婦200㎎ こども120㎎ぐらいまでと言われます。大人では1日に珈琲5杯ぐらいまでが目安です。
  
大人のようにスポーツ飲料や経口補水液でミネラルを補う方が良いのではとご心配なさる親御さんもいらっしゃいますが、熱中症などで医師から摂るよう指示される以外は砂糖や塩分が多いので小さなお子様には不向きです

汗で失う塩分やミネラルが心配であれば、お食事の時に薄いお味噌汁を与えるのが一番ですね
出汁昆布を冷茶ポットに漬けておき、昆布だしで野菜を煮て薄く味噌を溶かしましょう。上澄みを飲むだけでも適度な塩分と発酵食品である味噌がとれて整腸作用もあり、野菜から溶け出るミネラルやビタミンも同時に摂れるので乳幼児には何よりのミネラル補給スープとなります

その他、外出時の注意事項としては、長時間車などで外出した時は、1時間に1回ほど休憩をとって水分をとらせましょう 乳母車は下からの反射光と熱が大人が感じる以上に高温です。灼熱の時間帯を避けたり、熱と光を遮るよう工夫します。持ち歩く飲食物も手作りのものは腐りやすいのでバナナや封を開けていない市販の離乳食やお菓子、液体ミルクなどが無難です。離乳食が始まっていれば、出先で大人の食事から食べられそうなものを取り分けして与える方が安心です

赤ちゃんの身になってお考え頂ければ大丈夫♪
楽しい夏の思い出をいっぱい♪作ってくださいね

〈プロフィール〉
平井 美穂(ひらい みほ)
管理栄養士・食物栄養学修士・調理師
兵庫栄養調理製菓専門学校 栄養士科講師
NPO関西ウエルネス研究所理事
平井外科胃腸科クリニック(神戸市東灘区岡本)、その他透析病院等を含め医療機関にて栄養指導を行う。百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案など、乳幼児から高齢者までを対象に幅広い年齢層に対し、食と健康に関する講演会や料理講習会を行う。

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