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絵本と重なり感じ学びそして進むのススメ
【内田祐子 ふわはね絵本のお部屋】

更新日: 2019/9/13

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夏休みも終わり二学期が始まり二週間ほど経ちました。
まだまだ残暑が続いています。
学校へ行くのがしんどい子がいるかもしれません。
暑い中での運動会の練習を頑張っている子も。
いやいや毎日いろいろなことがあり何かしら新しいことを乗り越える私たち。
そんな人たちに。

アイルランドの生まれの人気絵本作家クリス・ホートンの新作です。

『うみへいったちいさなカニカニ』

それはこんなはじまり
「うみの そばの いわの くぼみに
おおきなカニカニと ちいさなカニカニが くらしていた。
きょうは ちいさなカニカニが はじめて うみへ いくひ。
「わーい、おでかけだー!うみだ うみだー!」(p4-7)

ちいさなカニカニの大冒険。
お話しはタイトルのページからしっかり始まっています。
はりきり意気揚々と進むちいさなカニカニですが、海についた途端・・・。

「おもうに・・・ぼくたち、うみにはいらないほうがいいかもね」
その大きな海に急に弱気になる小さなカニカニ。

小さなカニカニの心の揺れ。
はじめてのこと。大きなものに立ち向かう心の機微が、一見べたっととした絵にとても細やかにあらわされています。

繰り返しや楽しい言葉の言い回し。
多すぎない文章量、カニの豊かな表情。とても絶妙でクリスホートンの絵本が人気なのが分かる気がします。

おおきなカニカニとちいさなカニカニ
親子とも兄弟とも書かれてはいない。
それがまたよくて。

この絵本を読んだら、今困難に立ち向かっている子が乗り越えれます。とは言いませんし、そんな簡単なことではないこともわかっています。

ただ、この絵本はそんな何か目の前の壁を乗り越えようとしている小さな人たちと重なり、海へと一歩踏み出せたちいさなカニカニと一緒に冒険をし(仮体験・疑似体験)、そっとその背中を押してくれるかもしれません。

そしてその横で寄り添い見守り、ときにひっぱるおおきなカニカニの姿も、大きな人たちには重なり学ぶものがある気がします。

がんばっているあの子へ。
そっと本棚へ置いておきたいそんな絵本です。

幼稚園小学校低学年さんへの読み聞かせにもオススメです。


ふわはね絵本のある時間 in コトコトステージ

絵本を暮らしの中に取り入れ、季節の彩りを添え、小さな人たちと読み合い楽しむ、親子の教室「ふわはね絵本のある時間」。
絵本の読み聞かせを中心に、手遊びやわらべ歌をいれたプログラム。幼い子との暮らしがより豊かにちょっと賢くなる絵本術、子育て術を伝授します。


<2019年9月のスケジュール> 

テーマ「夜の絵本」             ◎9月24日(火)◎4階 えほんのへや

◎午前11時より 0歳クラス
◎午後 1時より  1歳クラス

<プロフィール>
内田 祐子 (うちだ ゆうこ)
ふわはねehon主宰  
子育てアドバイザー・絵本講師・ベビーシッター
手遊びやわらべ歌を取り入れたオリジナルの絵本読み聞かせプログラムで、暮らしの歳時記を表現。「はじめて絵本」のクラスでは、絵本の読み方や選び方・楽しみ方など、お子さんと絵本を楽しむコツを伝授!子育てアドバイザーの経験を生かし、各種子育てママのお悩み相談にも対応。
絵本のある暮らしや絵本紹介のインスタグラムは人気でフォロワーが6500人を超える。
インスタグラム @fuwahane

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