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紅玉の魅力☆【伊藤由香-小さな食憶-】

更新日: 2019/11/18

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秋の深まりと共に、街は早くもクリスマスのイルミネーションに彩られています。
娘の誕生から毎年少しずつ増やしているオーナメントも先日手に入れ、そろそろ家の中もクリスマスへ向けての準備をしようかな・・・と気持ちも高まってきたところです。
今年、生まれて初めて青森を訪れました。
道中目にした印象的な景色は雪の中の寒さに負けずしっかりと立つりんごの木々の姿。

また今夏、タルトタタンを改めて学びました。
タルトタタンに良く使われるりんごと言えば「紅玉」。
りんごの呼吸のコントロールで年中手に入るようになってはいるものの、夏季に店頭で紅玉を見かけることはありません。実習でもふじりんごを使用。
時期になったら紅玉でも作ってみようと想い続け、特に今年はりんごの季節を楽しみにしていました。

アメリカ原産の「紅玉」。
「ふじ」より早く明治時代には栽培が行われ、当時は日本を代表する品種のひとつだったそう。
豊かな酸味が魅力ですが、甘さのある新品種の登場、またその他品種と比較すると日持ちや保存が短く、小ぶりな点や栽培の難しさなどで生産量も少なくなったようです。
国内1位りんごの産地青森県内でも紅玉の栽培面積は1.3%ほど(2017年現在)。
加熱しても煮崩れしにくく、さらに紅色鮮やかになる美しさ。調理用に最適の紅玉が、昨今そのままでも酸味甘味のバランス良い甘酸っぱさが素晴らしい完熟紅玉を口にし、希少性重なり私の中で紅玉愛が増しています。

香り豊かな酸味があるからこそ甘味を足すことによって生まれる「甘酸っぱさ」。
タルトタタンやアップルパイを作らなくとも、市販のピザ生地に薄くスライスした紅玉、有塩バターをのせて焼いたリンゴのピザでその魅惑の紅玉が手にとれる時期だけの甘酸っぱさをどうぞお試しあれ。
焼いた仕上げはシナモン少々、そしてはちみつやメイプルシロップをたっぷりかけて♪

手作りピザ生地 (18㎝×2枚)
薄力粉、強力粉 各50g
イースト    2g
砂糖      2g
塩       少々
ぬるま湯    50~65㏄

オリーブオイル、バター、シナモン、はちみつ 適量 
紅玉 1個 

粉から塩までをボウルに入れ、少しずつぬるま湯を加えながら混ぜ、ひとまとまりになれば台の上で良くこねる。滑らになればボウルに入れラップをして40分程発酵させる。打ち粉をして伸ばし、オリーブオイルを塗ってリンゴを並べバターを散らし250~300℃のオーブンで15分程焼く。

<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。


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