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春!大活躍の桜の塩漬け そして「うど」♪
【伊藤由香 -小さな食憶-】

更新日: 2020/3/16

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桜の蕾もふっくら膨らみはじめ、桜の開花は例年よりも早いとの予報。
外を歩けば公園に白く咲くユキヤナギの香り。
未だ心配は尽きませんが、春ですもの!
窓を開けて、少しずつ冬の片付けをしながら春の空気を感じています。

春が近づくと買い求めたくなるるひとつ。
桜の塩漬け。
そして春の香りを感じる山菜。そのひとつ独活(うど)です。
兵庫県の特産として有名なのは三田うど。
三田の親戚が届けてくれたことがきっかけで大好きになり年々うど料理のレパートリーも増えてきました。もともとは大阪三島から学校教材用として持ち帰ったことが三田うどの始まりだそうです。

日本各地の野山に自生もしていますが、栽培されたものは栽培方法によってまた、様々な種類があります。
大阪茨木市千提寺に江戸時代(より以前?)から続く伝統農法を忠実に継承し三島うどを栽培されている生産者さんがおられます。
代々受け継がれる株を植え、干し草とわら作りをし小屋を建て、掘り起こしたうどをそのうど小屋の中植えつけ、そしてさらに干し草とわらを使い1年間手間暇かけておられる熱のあるお話、懸命さに加え可愛いお子さまの姿がとても心に残っています。

うどは穂先から根元、皮も全て食べることができます。こちらは丹波の山うど。
小さな枝を先に取ると扱いやすいです。たわしなどを使い産毛を落しながら洗います。
4~5㎝長さに切り、厚目に皮を剥きます。即調理する場合は不要ですが、時に皮と穂先、そして身に分け水(または酢水)に軽くさらしてアク抜きと褐変を防ぐこともあります。
皮を剥いた真っ白な身は生でかじるとシャリっと食感心地良く、独特のやさしい春の香りがうどの良さ。
サラダ、酢の物、和え物、吸い物、煮物、炒め物、揚げ物…その食感はやっぱり今の時期のご馳走です。
皮も細切りにしきんぴらやかき揚げにして頂きます。

うどと桜の花の甘酢漬け

食べすい長さに切った穂先と皮をむいたうどをさっと熱湯にくぐらせます。熱いうちに酢大さじ3、砂糖大さじ1弱を混ぜた調味液に桜の塩漬け6gと30分以上漬ければ完成。
ほんのり桜とうどの香りの余韻が嬉しい酢漬けです。保存は可能ですが、日数が経つとうどの香りが薄れるのでご注意を!

桜の塩漬けは春キャベツやかぶと軽くもむだけで、春野菜の箸休め。市販の餡をパンにのせ桜の塩漬け少々トッピング!お茶に浮かべて桜茶に!アイスクリームに添えて桜アイス!季節は問いませんが、特にこの季節に大活躍しています。

ひと煮たちさせた調味液(水120㏄ しょうゆ60㏄ みりん30㏄ 砂糖大さじ1)を冷まし、半熟卵を漬けるだけの煮卵も作り冷蔵庫にあると、毎日のお弁当にも安心な一品です。
最近お気に入りの台湾茶や日本酒片手に少し早いですがお花見気分♪
春ですもの♪気持ちは大切!明るく過ごしましょう!

<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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