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不思議への興味・自然との関わり。当たり前になる前にお勉強になる前に出会う絵本のススメ【内田祐子 ふわはね絵本のお部屋】

更新日: 2021/6/16

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梅雨真っ只中。今日も朝から雨が降っています。
雨粒が空から落ちてきて窓を濡らします。
そんな雫を見ていると思い出す絵本があります。

福音館書店より『しずくのぼうけん』

それはこんなはじまり

ある すいようびの ことだった
むらの おばさんの バケツから ぴしゃんと みずが ひとしずく とびだして ながい たびに でた
ひとりぼっちの たびに でた
(p2引用)

旅の始まりの裏庭はどっちに行ってもほこりがいっぱい。たちまちしずくはねずみ色。
きれいにしてもらおうと洗濯屋さんに行きますが断られます。そこでしずくは考えます。
そうだ!お医者さんへ行ってみよう!お医者さんはしずくを顕微鏡でのぞきこういいます。
「あなたの体はバイ菌がいっぱい。今から鍋で煮てバイ菌を殺してしまいましょう」しずくはビックリ逃げ出します。
しずくの大冒険は続きます。
蒸発してお空に登ったり、今度は黒雲の上から雨になって落とされたり、寒い夜が来て凍ったり、溶けて小川の水と共に流され、誰かにつかまり濾過器でこされひょっこり顔を出したのは台所の蛇口。
飛び込んだところは洗濯機!洗濯物と一緒にストーブさんに乾かされ蒸気になって部屋の隙間から逃げ出そうとしたら、足がくっついて動けない!

小さかった子ども達と何度も何度も楽しんだ一冊です。

よく考えるととても難しいことをうちだりさこさんのリズムよく耳心地のいい訳と、ボブダン・ブテンコさんのどこまでもしずくが主役のキュートな絵と、この絵にぴったりの特徴的な書き文字はなんと『ぐるんぱのようちえん』を描かれた堀内誠一さん。
固体・液体・気体と姿を変える水という特性をこんなにも楽しくわかりやすく子ども達に伝えてくれる絵本があるでしょうか。地球を循環する水。子ども達の不思議への興味。自然との関わり。当たり前になる前にお勉強になる前に出会わせてあげたい一冊。

1965年にポーランドで生まれた絵本は今なおたくさんの子ども達に愛される名作です。


<プロフィール>
絵本のつなぎて
ふわはね(内田祐子)


絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方に支持されフォロワーが12000人を超える。
毎日の絵本と言葉、月の満ち欠けが描かれた2020年4月始まりの日めくりカレンダーをニジノ絵本屋より出版。

インスタグラム @fuwahane
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