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七夕への願いの意味を改めて考えるのススメ【内田祐子 ふわはね絵本のお部屋】

更新日: 2021/7/7

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七夕の日には七夕の絵本を。
世界文化社さんより『たなばたのねがいごと』

明日は七夕です。

ほしのこえんの子ども達は短冊に願い事を書いて笹に吊るします。
「ラジコンカーがほしい」
「プリンセスルルのドレスをきたい」
「あたらしいゲームきをください」
どれも今時のお願いかもしれません。

先生は笑いながらみんなに言います。
「いろんな願い事が書けたわね。でも本当に素敵な願い事は時間が経っても壊れたりなくなったりしないものなのよ…」
先生のお話を聞いてあおいちゃんは考えました。
こわれたりなくなったりしないもの?
時間が経っても大事なもの?
それってなんだろう?

あおいちゃんの両親はお仕事で忙しいのでお迎えはいつもおばあちゃん。

いち、にい、さんと一緒に手を振りながら歩きます。

あおいちゃんはおばあちゃんに聞きます。

「時間がたってもなくならないものってなあに?」

ちょうど七夕の季節に幼稚園を訪ねた作家の村中李衣さん、色とりどりの短冊に書かれた子ども達の願い事。どれも愛らしいものでしたが「〜がほしい」「〜へ行きたい」という、まるでサンタさんへのお願い事の初夏バージョンのようなものばかりだったそうです。その中にひとつだけ、「おばあちゃんのびょうきがはやくよくなりますように」と書かれたうす水色の短冊が揺れていたそうです。そんな短冊との出会いからこのお話は生まれたそうです。
七夕に思い記す願い事とは、その思いをずっと忘れずに持ち続ける、そのために心や身体を尽くすことを惜しまないという、空に向けてのまっすぐな誓いの言葉でもあるのではないかと思いました。(2017年7月発行おはなしワンダー筆者後書きより抜粋)

もちろん今しかない無邪気な願いごともいい。

親としてはそれも毎年の楽しみ。
生まれてまだ数年なんですから。
お願い事に世界平和なんて書けません。
でも改めてこの村中李衣さんのあとがきを読み、願い事の形を考える。
七夕の短冊に願うことは努力の先の祈り。

まあるくつながった優しい世界が七夕への思いを新たにしてくれた。目の前にある当たり前は決して当たり前ではないことを。感謝して、その幸せが続くために努力することを改めて思いました。

今月よりコトコトステージでも感染対策をしっかりとして少しずつですが、再開されます。詳細及びお申し込みは西宮阪急ホームページまで。

皆さんとお会いできるのをたのしみにしております。

<プロフィール>
絵本のつなぎて
ふわはね(内田祐子)

絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方に支持されフォロワーが12000人を超える。

毎日の絵本と言葉、月の満ち欠けが描かれた2020年4月始まりの日めくりカレンダーをニジノ絵本屋より出版。

インスタグラム @fuwahane
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