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誰かが綴る言葉や描く絵で知らなかったことを知り、気づき、考え書く。読書感想文のススメ【内田祐子 ふわはね絵本のお部屋】

更新日: 2021/7/21

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長い夏休みが始まりました。
この夏は本を読ませたいという親御さんも多いのではないでしょうか。
夏休みが近づくと本の売り場には読書感想文の課題図書や自由図書が並びます。
読書感想文にもぜひチャレンジしてみませんか?
お子さんと一緒に売り場でいろいろと手に取り、ぜひお子さんが読みたいと思うものを選んでください。
今回は2021年度の青少年読書感想文全国コンクール、小学校低学年の部(1、2年生の分)の課題図書でもあるこちらの絵本をご紹介します。
『どこからきたの?おべんとう』

今日は野原でお絵描き。お昼になってお弁当。

中にお弁当と一緒にお母さんからの手紙が入っていました。
「きょうのおべんとうのおかず」
そこにはこんな風に書かれていました。

このたまごやきはね

メスの にわとりさんが あさ うんだ たまごを
ようけいじょうの ひとが あつめて きれいに パックに いれて ダンボールばこにいれて
トラックで はこんで
スーパーマーケットに ついて
スーパーマーケットのひとが ならべたのを
おかあさんが かってきて しおを いれて よく まぜて フライパンに ながして クルクルまいて とろけるチーズを まぜて クルクルまいて できあがり
6つに きって
2つは おとうさんの おべんとう
2つは おかあさんも おひるに たべます
やわらかいけど よく かんで たべてね
(『どこからきたの?おべんとう』p5.6引用)

あとがきにある作者の鈴木まもるさんの言葉が心に残ります。

アジフライは海で泳いでいるわけではないし、卵焼きも野原を歩いているわけではありません。いろいろな所から、いろいろな人の力で運ばれてくるのです。

そう。このお弁当にあるポテトサラダもおにぎりもアジフライも…。
この絵本は私たちが普段食べているものや身の回りのものがどこから来てどうやって作られているかが描かれています。

たくさんの人の手を通して私たちの生活は成り立っています。でもそれは目に見えていない部分の方が多く、こうして絵本で知ることで改めて気づき感謝することができるのではないでしょうか。

そんな人たちの力があって私たちは生きていられるのです。
誰かが綴る言葉や描く絵で知らなかったことを知る。知ることは気づきにつながり改めて考えるきっかけとなる。そしてそれを自分の言葉として書く。そんな体験ができるのが読書感想文だと思います。
この絵本は身近なところから考えることのできるテーマで書きやすいのではと思います。

今月よりコトコトステージでも感染対策をしっかりとして少しずつですが、再開されます。
詳細及びお申し込みは西宮阪急ホームページまで。
皆さんとお会いできるのをたのしみにしております。

<プロフィール>
絵本のつなぎて
ふわはね(内田祐子)

絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方に支持されフォロワーが12000人を超える。
毎日の絵本と言葉、月の満ち欠けが描かれた2020年4月始まりの日めくりカレンダーをニジノ絵本屋より出版。


インスタグラム @fuwahane
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