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王様野菜で緑の麻婆豆腐
【伊藤由香-小さな食憶-】

更新日: 2021/8/16

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茶道で使われる御名。
そのひとつに、お道具の形状や景色を季節の風物など連想し例えられる言葉があります。
蝉しぐれ、清流、さざ波、夕立、秋風…、
蒸し暑さがふっと鎮まり、あぁ、そんな季節だなぁと感じる一連の流れの中にあるひと時が好きです。

そして、いちじく、梨、と店頭並ぶ果実を目にし来る季節の喜びを感じるこの時期。
続く豪雨の影響が少ないこと祈るばかりです。
モロヘイヤ
モロヘイヤのスープを飲み、王様の重い病が治ったという伝説から中東では王様の野菜として有名。
語源もアラビア語でムルキーヤ(王様の野菜)から。
今や日本でもお馴染みの夏野菜ですよね。

食品成分表で比較してみれば、他緑黄色野菜の中でも含まれるカロテン、カルシウム量はトップ。
ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維も豊富。

古代エジプトの時代には栄養面は分からずとも、身体は応え教えてくれていたのでしょうか。

オクラ、ヤマイモ、つるむらさき同様、粘膜を保護し胃腸の調子を整え、疲労回復にも期待されるスタミナ野菜です。
ほんのり粘りのある野菜は、包丁で刻むだけでも粘りが出てきますが更に叩くように刻むと一層強い粘りへと変化。
モロヘイヤはさっと茹でて少量の水(スープ)を加えミキサーにかければ「トロントロン」!!
長芋は水分を加えなくてもミキサーにかけると「ふわっとろっ」食感が楽しめます。

粘り野菜はとろみ料理に大活躍。 
トロントロンを活かし、これは何だ!と驚く家族の顔も期待‼ 

≪王様野菜 緑の麻婆豆腐≫
【材料】
モロヘイヤ 1袋 
豚ミンチ  60g 
豆腐    300g(木綿・絹お好みで)
にんにく、しょうが(みじん切り)各1片 
玉ねぎ(みじん切り)1/4個
ごま油 小さじ1
ラー油 適量
A 柚子胡椒 小さじ1/2 
 味噌 大さじ1弱
(柚子胡椒の塩味があるので調整してください)
 酒  大さじ1

水200~250ml+鶏ガラスープの素 小さじ1/2 
(またはゆで鶏のスープ)  

【作り方】
①モロヘイヤはさっと茹でて1/2量の水(スープ)を加えてミキサーで攪拌しておく。
②豆腐はペーパーに包み、600Wの電子レンジで2分30秒加熱し、一口大に切る。
③フライパンにごま油を熱し豚ミンチを炒める。豚肉の色が変わればにんにく、しょうがを加え更に調味料Aを加える。
④残りの水(スープ)を加えひと煮立ちしたら、攪拌したモロヘイヤ、豆腐を加える。フツフツと煮立ってくれば玉ねぎを加え完成。
好みでラー油を回しかける。
※玉ねぎは敢えて生のシャキシャキ感を残しています。

夏の疲れが出やすい時期です。伝説にあやかり元気になれそうな王様野菜たっぷりの麻婆豆腐は、丼にしてランチにもオススメです。

次は長芋で白い麻婆豆腐を作ってみようかしら。
どうぞ残暑もお元気にお過ごし下さい。

<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・食品メーカー講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。

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