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“お月見もまた、次の世代へ繋げたい大切な行事”
親子で作るお月見だんごのススメ♪
【内田祐子 ふわはね絵本のお部屋】

更新日: 2021/9/15

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今年の中秋の名月は9月21日です。
お月見団子を作ったり、ススキを飾ったりとお月さまを見上げ愛でる、収穫の感謝もこめた伝統的な行事は今でも日本に深く残っています。

では「おつきみどろぼう」という風習はご存知でしょうか。
昔、子どもたちは月からの使者として考えられており、この日に限って中秋の名月に飾られているお供えを盗むことが許されていたそうです。
子どもたちにお団子を盗まれるのは縁起が良く、農作物が豊作になるとも言われていたそう。
今でも子どもたちが「お月見ください!」「お月見どろぼうでーす!」などと声をかけて家々を周り、お団子やお菓子をもらう風習が残っている地域があるそうです。
私がこの「おつきみどうぼう」のことを知ったのは、この絵本からでした。
『おつきみどろぼう』

おばあさんと動物たちのとても優しいお話です。
それはこんな始まり
おばあさんが おつきみだんごを つくって います。「きゅっ きゅっ、ころ ころ」

こなをこねて、まあるいおだんごにします。
「おつきさまが よろこんで くれますように。

みんなが おおぜい たべに きてくえますように」(p1-2本文引用)

お月見だんごがたくさんできると、おばあさんはすすきと花を飾って秋の食べ物と一緒にお供えしました。
そして「こっそりこっそりおつきみどろぼう おつきみこっそりおつきみどろぼう」と言いながら出かけていきました。
大きなおだんご小さなお団子、積み木の形のお団子。
おばあさんは家々をまわり、たくさん食べました。
「こっそりこっそりおつきみどろぼう おつきみこっそりおつきみどろぼう」

次のお家に行ってみるとおだんごがありません
「もしもし、おだんごはまだありますか?」おうちにいたオオカミに尋ねると「おだんごなんてないよ。
だれも食べにこないよ。オオカミはこわいんだってさ」というオオカミにおばあさんはおだんごを一緒に作ろうとオオカミの家に入って・・・。

優しい風習とお話が相まってなんともほっこりとする絵本です。
なんだかハロウィンの「おかしをくれなきゃいたずらするぞ!」とも重なるのは私だけでしょうか。
実際にお供物がないおうちは、子ども達が悪さをしてもいいと言われ、なんと畑のお芋や庭の柿の実をとっていくこともあったとか。

行事やお祭り、昔話など世界各国共通なものってありますよね。どの時代も、どこの国でも、豊作を願い、子どもたちの健やかな成長を願い、自然を愛で、日々に生活に感謝し平和を祈る。

お月見もまた、次の世代へ繋げたい大切な行事です。

我が家で毎年作る簡単お月見だんごの作り方をご紹介します
材料  
・白玉粉 
・絹ごし豆腐
・きな粉他
作り方 
白玉粉とお豆腐(絹ごし)を同じ分量入れて混ぜます。
ひとかたまりとなり、粉っぽさがなくなったら、お団子に丸めて沸騰したお湯にポトンと入れていきます。
(まとまらなかったら少しお豆腐を足して、手を少し濡らすと丸めやすくなります。)
お湯の中で浮いてきたら、冷水にとって出来上がり。

我が家はあんこやアイスをトッピングするので甘みはつけないです。
フルーツなどもお好みで
白玉だんご手作りしてみませんか。
粘土遊び感覚で楽しくお子さんと作れますよ。
日本の伝統行事を子どもたちと!
ぜひ一緒に楽しんでください。

<プロフィール>
絵本のつなぎて ふわはね(内田祐子)
絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方に支持されフォロワーが1,3000人を超える。
毎日の絵本と言葉、月の満ち欠けが描かれた2020年4月始まりの日めくりカレンダーをニジノ絵本屋より出版。

インスタグラム @fuwahane

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