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二十四節気の暦と共に季節の行事準備のススメ♪
【内田祐子 ふわはね絵本のお部屋】

更新日: 2022/2/14

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  立春を迎え暦の上では春を迎えたといえども、関東では雪が降ったりと三寒四温を繰り返しながらも季節は確実に春へと向かっています。
前回、節分の絵本をご紹介したばかりですが、今回はひな祭りの絵本を。
女の子がいらっしゃるご家庭ではもうお雛様は飾られましたでしょうか。
お雛様をどうして飾るようになったかご存知ですか?
それには、こんなむかしむかしのお話があったそうです。
『おひなまつりにおひなさまをかざるわけ』

昔、大きな川のほとりに、小さな家がありました。

その家には3人の兄弟と幼い妹が住んでいました。父親は冬に山で鹿を追いかける時に谷底へ落ちて死に、母親もまた末娘のおはなを産んで、すぐに亡くなってしまいました。

上の兄二人は幼い妹の世話を嫌がりましたが、三番目の弟、三郎次だけは、父親も母親もしらないおはながかわいそうだと一生懸命世話をしました。

ある日おはなは、川へ落ちてしまい、その夜から高い熱が下がりませんでした。寝ずの看病をしていた三郎次。

十日目の夜。さすがに疲れてうとうとといねむりをしていると、カサッカコトンと耳元でなった音に目を覚ましました。
寝ぼけまなこで声のする方を見ると、おはなの大事にしている木の人形がきちんとすわって三郎次を見上げていたのです…。

まだ医療が発達していなかった時代。病は命を落とすとても怖いものでした。そんな病気を木や紙で作った人形に託し川や海に流したのが、流し雛の由来とされています。

初めは紙で作られていた人形ですが、次第に精巧で立派なものに変化し、大事に飾られるようになりましたが、いつの世も子ども達の幸せ、健康、健やかな育ちを願う気持ちは変わらないのだと改めて考えさせられました。


この絵本は人形にけがれを移し、その年の無事を願うひな祭りの精神を今の子ども達に伝わるように創作されたものです。
昔話のような語り口は、子ども達に行事の由来と共に心に残ります。

今でも「流しびな」として、人形にけがれを移し水に流す地方もあります。そんな水と関係の深い雛人形は二十四節気のひとつ「雨水(うすい)」の日に飾るといいとも言われています(今年は2月19日)
「これまで降っていた雪が溶けて雨に変わり、氷は溶けて水になる」という雨水の日。
草木が芽生え始めるころで、昔から農耕の準備を始める頃とも言われています。
この日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるとも言われています。
我が家もそろそろ準備をと思っています。
教育画劇から出ている行事の由来えほんシリーズより、今回は『ひなまつりにおひなさまをかざるわけ』でした。


◆3月の「ふわはね絵本のある時間inコトコトステージ」は、お休みさせていただきます。
楽しみにしてくださっていた、お友達やママたちにお会いできず残念です。
再開のお知らせは「西宮阪急ホームページ コトコトスニュース」でお知らせいたします。

<プロフィール>
絵本のつなぎて ふわはね(内田祐子)
絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方に支持されフォロワーが1,5000人を超える。
毎日の絵本と言葉、月の満ち欠けが描かれた2020年4月始まりの日めくりカレンダーをニジノ絵本屋より出版。
インスタグラム @fuwahane ←こちらをクリック

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