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その道のプロが描く様々な手法を絵本と共に。のススメ♪【内田祐子 ふわはね絵本のお部屋】

更新日: 2022/4/13

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草木は芽吹き、花が咲く。体を通り抜ける風が春の訪れを教えてくれています。
緑は日に日にその濃さを増し、その存在感を見せています。
木や野に咲く花の名前をさらっといえる人になりたいと思っていました。
当たり前に春が来て夏が来て、野には花が咲くけれど、名も知らぬ花には足も止めず目もくれず。
足早に通り過ぎるなんてもったいない。絵本と一緒に少しずつ植物と友達になりませんか。

『ぼくの草のなまえ』

それはこんな始まり


はるになりました。
太郎くんが、チューリップに水をあげていると。
「あれ?」プランターのなかにうえたおぼえのない草がはえているのを見つけました。
「かわいいな。
これ、きっとざっそうだよ。
なんてなまえだろう。
おじいちゃんなら、しってるかも!」
太郎くんは、おじいちゃんにでんわをしてきいてみることにしました。

「もしもし、おじいちゃんですか?こんにちは、ぼく。太郎です。おじいちゃん、げんき?
ぼく、おしえてほしいことがあって、でんわしたの」(p2–3本文引用)

太郎はプランターにいつの間にか生えた草の名前を知りたいとおじいちゃんに話しました。
おじいちゃんは庭をぐるっと見回していいます。
「春の雑草は…たっくさんあるよ。タンポポ、ナズナ、スミレ、ハハコグサ、ヒメオドリコソウ…。 ピンクの花、きいろい花。太郎の草は、どんな草だい?」

太郎とおじいちゃんは電話で話をしながらその草の名前をあてていきます。
何色の花?
茎はどんなふうに伸びている?
葉っぱはどんな形?
さぁ、太郎くんのプランターにはえた草の名前はわかったのでしょうか。
おじいちゃんと孫のあったかい電話のやりとりまたよくて。

実はこの絵本、なんと全部刺繍で描かれています。
刺繍でこんなにも花をしかも雑草と呼ばれるような花を表現できる長尾玲子さんを尊敬します。
写真でも絵でもない刺繍だからこそのこの立体感、温かみ。

絵本はいろいろな手法で描かれます。
色鉛筆、クレヨン、水彩、アクリル、切り絵、版画…。
その道のプロが描く様々な手法をこんなにも気軽に何度も何度も見ることができる。
いろいろな表現方法に幼い頃からふれることができる。
これもまた絵本の魅力のひとつだと思っています。

姉妹編は『ざっそうの名前』
ここでは夏におじいちゃんのおうちに遊びに行く太郎くん。こちらもまたあわせてぜひ!

今年も4月始まりの「ふわはね日めくりカレンダー」を作りました。
絵本屋と絵本作家と絵本のつなぎてが作った日めくりのカレンダーで、毎日の絵本や月の満ち欠け、日々の生活が少し豊かに背中を押してくれるような言葉と共に描かれます。

4階絵本売り場にて販売しております。
よろしければぜひ新しい一年、ご一緒してください。

<プロフィール>
絵本のつなぎて ふわはね(内田祐子)
絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方に支持されフォロワーが1,5000人を超える。
毎日の絵本と言葉、月の満ち欠けが描かれた2020年4月始まりの日めくりカレンダーをニジノ絵本屋より出版。
インスタグラム @fuwahane ←こちらをクリック

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