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“知るきっかけに。考えるきっかけに”絵本のススメ【内田祐子ふわはね絵本のお部屋】


◎4F

母の日を前にこんな絵本はいかがでしょうか。昨年末に出版されたばかりの一冊です。

アリシア・D・ウイリアムズ/文

ブリアナ・ムコディリ・ウチェンドゥ/絵

落合恵子/

出版社/クレヨンハウス》


『ママたちが言った』それはこんな始まり

ぼくの名前はジェイ。

あそこにいるのはジャマル、エボニー、ブライアイント。

友だちだよ。

よろしくね。

(p1本文引用)

歯が抜けている男の子。6歳くらいでしょうか。

屈託なく笑う笑顔が印象的なページから絵本は始まります。

近所を駆け回る子どもたちをおじいちゃんが温かな目で見守ります。

早く大きくなりたくて、しょっちゅ背を測ってもらうジョイ。柱にはママが印をつけてくれます。

お気に入りのパーカーのフードをかぶりジェイは皆に愛されすくすくと育ちます。

しかし柱の印が増えるたびにママはなぜか悲しそうな顔に・・・。


この絵本を読んで改めて、これが今おきている現実ということに驚きました。アメリカ合衆国では「黒人」と呼ばれたり、褐色の肌に生まれた子たちが、子ども時代のある時に学ばなければならないことがあるといいます。

それは「フードをかぶってはいけない」「ぶらぶらしてはいけない」「ポケットに手をいれてはいけない」「4人以上で群れてはいけない」「外で友だちと騒がない」など・・・。

自分を守るために。お父さんとお母さんはジェイに伝えます。


この本の中には大きな事件も事故もおこりません。ただ淡々と現実が描かれます。

そのことが余計にリアルさを感じさせます。

生きていくために、こんなことを伝えないといけない両親家族の心の痛みを感じます。

そして何も知らない自分を少し恥ずかしくも感じました。

でもだからこそ、ここに絵本があるのだとおもいます。

知らないことを知るために。

そしてそれを自分ごととして捉え、我が子たちに伝え、そして周りの人たちに知らずうちに、そんな思いをさせていないのか、改めて考えるきっかけとなりました。


ぼくたちがぼくたちのままでいる。ただそれだけのことができる社会を。

母として我が子を守るために伝えなければならない。こんな現実がいつか過去のことになりますように。

また大切な一冊と出会いました。


夏休みの読書感想文の一冊としてもいいかもしれません。

自分ごととして考えられる。そんな絵本です。

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<プロフィール>絵本のつなぎて ふわはね(内田祐子)

絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方に支持されフォロワーが15,000人を超える。

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