
徳永美代子-進化する刺し子展-
開催中!

- 更新日:
2013/10/24
-
-
-
◎10月23日(水)~10月28日(月) 催し最終日は午後6時終了
◎9階 阪急うめだギャラリー
こんにちは!
ギャラリー担当の土居です

本日は、23日(水)から開催中の
徳永美代子-進化する刺し子展-<展示販売・入場無料>
のご紹介です。
徳永先生と新作

新作はなんとフェルトに刺されているんです!
「フェルトはとてもやわらかくて、刺していると手が楽しくなりました。」と話してくださった徳永先生。素材が変わると刺す感覚も変わってとても楽しいのだそう

日々新しい感覚と出会い、新しいものを生み出されている徳永先生の姿はとてもイキイキしておられます。
徳永先生が着ておられるお洋服も、もちろん先生の作品です。柿渋で染められた素材は和紙のような風合いで、そこに光る糸がシュッシュッと飛び出るように刺されています。光る糸は細い釣り糸を使用しておられるのだそう。アイデア溢れる世界に一つのお洋服です。
こちらが徳永先生の代表的な「しぼりの刺し子」。
「しぼり刺子ジャケット」
241,500円(税込)
徳永美代子先生は、鹿児島県鹿児島市にて絞り技法を併用した立体的な刺し子作品を制作し、世界で活躍されています。
その原点は、東北地方の農家に残っていた刺し子を施してあった古い野良着に魅せられた事に始まります。
肩やひじに幾重もの布があてがわれ、
厳しい冬の寒さから、夫や子供たち家族を守ろうとする、母親の手のぬくもりと思いを感じ、
徳永美代子先生の脳裏に深く焼きついて離れませんでした。
古くて新しい進化した刺し子作品。
1点1点が世界に一つしかないオリジナルの衣服ばかりです

今回は、二人のお弟子さんも初出展!
徳永さんがお弟子さんにお伝えされている事は、
「とにかく楽しんで作ること。遊んで作ること。」
細かく指導を行うのではなく、自由な発想を大切に創作することで、それぞれの個性がいきた作品ができあがります。
「作品を見てこんな人だったんだー

」と知る事もあるんです、と、徳永先生。
馬場レイ子さん
「刺子ポンチョ」
210,000円(税込)
こちらはまだ30代というもう一人のお弟子さん、瀧本寛子さんの作品。
丸い模様となっている部分は、何度も何度も糸が刺し込まれて描き出されています。
瀧本寛子
「刺子ワンピース」
189,000円(税込)
古くて新しい進化した刺し子
1点1点が世界に一つしかないオリジナルの衣服ばかりが揃う
徳永美代子-進化する刺し子展-<展示販売・入場無料>は28日(月)まで
※催し最終日は午後6時閉場
次回は、同時開催中
「矢澤金太郎と一門展」をご紹介いたします
