◎HANKYU BEAUTY
パリのオデオンに日本のコンセプトストア「BIËN;」がオープン！
パリ在住の須山さんによるパリのホットなビューティー情報をお届け
売場ニュース
マリ・クレール パリ特派員 須山佳子 （すやま けいこ）
パリ在住21年。マリ・クレールにてファッション、美容、アート、グルメなどのパリ情報を発信する他、日本の美容とライフスタイルを欧州に紹介するコンセプトストア「Bijo;」を主宰。パリの高級老舗百貨店やロンドンのセレクトショップ内にもコーナーを持つ。
今回は私が数年間温めてきたパリでのプロジェクトについてご紹介したいと思います。
今海外では日本の美容がJ-Beautyと呼ばれ改めて注目されていることをご存知でしょうか？
欧州ではあまり見かけない珍しい日本の美容ツールやプロダクトを始め、ステップごとの美容法やセルフマッサージの方法などが新鮮に受け入れられ、リスペクトされているのです。
私は2019年から日本の美容ブランドを集めたコンセプトストア「Bijo;ビジョ」を老舗デパートの「Le Bon Marché」とEストアで展開しているのですが、今年11月頭、ついに美容の枠を超え日本をテーマにしたストアが完成しました！
ストアの名前は美しい縁が生まれますようにという願いを込めて、「BIËN;(ビエン;)」と名付けました。
場所はパリ６区のオデオンの出版社やギャラリーが多い文化的なエリアで、この建物自体も18世紀に建てられバルザックの哲学書簡の中にも出てくる歴史的建造物なのです。
このお店のコンセプトは日本の「美・衣・食・住」で、「美」では「Bijo;ビジョ」のセレクションを中心にYA-MANやSLIM CERAなどの美顔器から漢方をベースにしたEAU DE KIやIPSUM ALII（日本未発売）、フィトテラピーとバイオテクノロジーのWAPHYTOなど約20ブランドが揃います。
「衣」は、有松絞りのSUZUSAN、大麻布などのテキスタイルや服など、「食」ではオリジナルブレンドのティー、そして「住」では「用の美」をテーマに開化堂の茶筒や、朝日焼の茶器、公長齋小菅の竹の花かごなどを揃え、ヨーロッパの生活の中でも実用性があるプロダクトを厳選しています。
今後は漢方やセルフマッサージ等のワークショップを始め、陶芸家の企画展など様々なイベントを開催して行く予定です。またお客様にはお茶をお出しして、軽いヘッドマッサージやハンドマッサージなどの癒やしのサービスを行ってきます。日本の美とウェルネスが体験できる場として、フランスの方たちに日本の癒やしと安らぎをもたらす空間となりますように。
皆様、もしパリにお越しの際には、是非海外から見た日本の美を感じられる空間「BIËN;」で、新たな発見と体験をしに来てくださいね。お待ちしております。
| BIËN; |
| 10 Rue Casimir Delavigne 75006 Paris |
| www.bien.paris （外部サイトに移動します） |
| www.bijo.paris （外部サイトに移動します） |
| @bien.concept |
| @bijo.paris |
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